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【1年生】生活科「いきものとなかよし」②

 さて、1年生では、現在、休み時間などで虫を絶賛捕まえ中です。

 しかし、育てるという視点では、まだ虫取りをしていない様子が見られました。

 そこで、今週の生活科の授業では、虫を育ててみようと子どもたちに伝えました。

 「虫を育てるにはどうしたらいいかな?」

 わたしが問いかけると、1人の子が「環境を作るんだよ!」と発言。

 そこで、環境を作るとはどういうことか考えさせた所、もう1人の子が、

 「あぁ、わかったぞ!外の世界を虫かごの中にも作るんだ!!」と、大人が説明するよりも分かりやすい言葉でみんなを納得させたのです。

 びっくりしました。

 そこから、どうやったら虫かごの中を外の世界に似るように作るか考えてみました。

 子どもたちからは芋づる式に発言が続き、気づけば黒板が子どもたちの考えでびっしりうめつくされていました。

 授業終了時刻が目前に迫っても、子どもたちはまだ発言させてくれと言わんばかりでした!

 そして、次の日の生活科で、早速実践。今回は、教育実習生の先生に授業をしてもらいました。

 子どもたちに丁寧に寄り添う姿がとてもいいですね。素敵な先生になってほしいと願っています!

 さて、いざ外へ!

 早速、環境づくりに励む子どもたち。学びが生かされている瞬間でした。

 自分が納得できる環境が作れたようです!教室に戻った後は、虫を観察し、気づいたことをワークシートに書かせました。

 ある子のワークシートには、「虫が気持ちよさそうにしてます!」と書かれてありました。

 「虫も大切な命だよ!」と発言していた子もいました。大事に育ててほしいと思います!