【1年生】上益城郡教科等研究会・生活科授業がありました!
今週の木曜日に、上益城郡教科等研究会による生活科の研究授業を行いました。
益城地区、御船地区、甲佐地区、山都地区からたくさんの先生方が参観に来られました。
「秋のおもちゃのサンプルを使って遊ぶという体験を通して、秋のおもちゃ祭りに向けて自分が作りたいおもちゃを考える。」というねらいのもとで授業を進めていきました。
導入では、子どもたちは、秋のおもちゃを使って楽しく遊ぶことで体験的に学びを深めていきます。
そして、どんなおもちゃを作りたいのか理由も含めてワークシートに自分の考えを書いていきました。
自分の考えを書いた後は、セルフトークをして伝えるための練習をします。
そして、ワークシートに書いた考えを写真に撮り、ロイロノートの提出箱に提出してみんなの考えを共有する時間を取りました。参観された先生方は、子どもたちのタブレットを使いこなす姿を見て驚かれていました。
ペアトークをした後は、全体発表に移ります。
どんどん自分の意見を発表していく子どもたち。
あっという間に子どもたちの考えで板書が埋め尽くされました。
その後に、どの意見が良いか発問し、考えをブラッシュアップする時間を取りました。
ある子の発見から、どういう視点でおもちゃづくりをしていけばいいのかを共有化していくことで、全員参加の授業を目指しました。
めあても、考えも、まとめも、全部子どもたちの言葉で創りました。
振り返りシートも、びっしりと書き込む子どもたち。
時間になり、授業終了を告げると、子どもたちから「まだ授業がしたいです!終わらないでください!」「先生、あと5分!」などの声が上がり、参観者の先生方は、子どもたちのやる気の高さに感心していました!
子どもたちがいきいきと楽しむ姿が見られて、授業をして本当に良かったと思います!
【参観された先生方の感想】
・本日は、とても素敵な授業をありがとうございました。にぎやかな中にもきちんと授業を進められていて、大変勉強になりました。事前におもちゃを準備されていて、子どもたちは具体的なイメージを持っておもちゃを選ぶことができていたことを感じました。先生の子どもたちへの言葉かけや接し方も大変学びになりました。子どもたちの笑顔がいっぱいで、見ていてとても楽しい気持ちになりました。
・1年生の子どもたちの素直な気持ち、考えを授業に生かされていて、とても楽しい授業でした。おもちゃで遊んでいた時、楽しいという気持ちだけなのかと思ったら、おもちゃを選んだ理由で、園児にも楽しめるようにと書いている子がいたので、すごいなと感じました。自分も園児も楽しいと思えるおもちゃが作れそうですね!
・先生の授業を見て、何より先生とクラスの子どもたちの雰囲気がいいなと思いました。子どもたちが安心して発言できる学級経営をされているなと感じました。単元のゴールもしっかり子どもたちと共有できていたので、めあてに再度戻らずとも、「園児と…」「一緒に楽しめる」「難しくない」など、しっかりと自分の考えを持てていたのではないかと思いました。とても楽しい授業でした!