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【1年生】国語「文づくり」

 1年生は、国語の単元で「文づくり」があります.この学習では、「〜が〜する。」と「が」と「。」をつけることを指導しました.

 単発でやるだけでは、定着しません.定着するには、何度も反復する必要があります.「身につくということは、自分自身が使えるようになること」と捉えています.

 そこで、楽しく文づくりができないだろうかと考えた、始めたのが「文づくり」です.

 これは、まず子どもたちに主語を一つ書いてもらい、日替わりで主語くじをします.

 そこで、選ばれた主語の文をノートに思いつくだけ書いていきます.

 いつもくじの時間になると、子どもたちは「自分のが当たるかなあ」とドキドキしています.

 子どもたちの中には、祈るような仕草で「今日はぼくのが当たりますように!」とつぶやいています.可愛らしいなあと見ていてほっこりします.

 さて、前回の主語は、「ヘラクレス」でした.いわゆるヘラクレスオオカブトです.

 イメージできない子には、写真を大型テレビに写し、簡単に説明してから文作りをしました.

 5分間、ものすごい集中力で文づくりをしていく子どもたち.中には、一気に3ページを書き上げる子もいます.

 文づくりが終わったら、ペアの子と書いた個数を数えます.反復学習ですが、毎日主語がくじで決定するというワクワク要素を入れています.子どもたちがゲーム感覚のように文づくりをしています.文づくりがない日は残念がります.これから全員の子の主語が当たるまで繰り返し、文章作りの基礎力をめきめきつけていきたいと考えています.