日誌

あっという間の80分

授業参観後、PTA教育講演会を開催しました。

 コロナ禍で、子どもも大人も不安をいっぱい抱えながらの生活が始まって10ヶ月。

 子どもたちには、何らかの形で少なからず影響は出ていると感じる事があります。

 大人もそんな子どもたちにどう対応したら良いのか迷い、ブレてしまいそうになります。

 今回の講演会は、野田幸孝先生から「子育ては己育て」と題して、話していただきました。

 ご自身の子育てや教職の経験(失敗談?も含め)から、笑いあり涙あり本当にあっという間の80分でした。

 

お話の内容を紹介し始めたら止まらなくなりそうなので、最後に先生が話された言葉を紹介します。

【私の子育て指針】 親子の時間は「期間限定」

俺が死んでも3人の娘たちは幸せに生きていけるだろうか?

①子どもと一緒にくらせる時間に対する緊張感!

②我が子は「人の間」で生きていく(金儲けより人儲け)

 

親なら我が子が、教師なら関わった子どもたちが将来幸せに生きていってほしいと願わずにはいられません。

そのために、親は、教師は、何をすべきか?

子どもの幸せを願うからこそ、すべきこと してはいけないことが見えてきた!と感じられた保護者も多かったようです。

《保護者の感想》

「野田先生のお話は、今の私の悩みにもいろいろアドバイスになり、本当にうかがうことができ良かったです。子育ての知識はあっても感覚というか実践が日々出来ずに自分のことで精一杯だったと反省です。日々子どもといられる幸せを感じつつ、一生懸命に子どもと成長したいです。」

「子どもを成長させるためにとついつい口を出しすぎてしまうことが多く、『無意識のハラスメント』全てをクリアしているような気もします。反省がいっぱいです。自分の子育てや関わり方を考え直そうと思える講演で、話を聞いて"楽しかった”と”勉強になった”をたくさん感じる事が出来て良かったです。」

等々・・・。講演会に参加した全ての方々が、自分の今と重ねながら聞き、これからのヒントをいただいたのではないかと思います。

 

野田先生、本当にありがとうございました。