2月ふるさとくまさんデー

2月17日(金)の給食は、食育の日の献立でした。

「麦ごはん・い草だご汁・厚揚げとこんにゃくの田楽・ボイル野菜・牛乳」

(給食センターより)

今日の給食で使われている野菜は、全て熊本県で育てられたものです。そのうち、キャベツ、しょうが、白菜、だご汁に使われているい草の粉は、八代市で育てられました。

今日の給食の「厚揚げとこんにゃくの田楽」は、厚揚げとこんにゃくに鶏肉とネギとみそで作った田楽みそを絡めて作っています。田楽とは、熊本県の阿蘇・高森地方の郷土料理で、串にさした豆腐やこんにゃくなどに味噌をつけて焼いた料理のことです。田楽という名前は、白い豆腐を串にさした形が、田植えの時に豊作を願って行われる「田楽」という踊りの時の、田楽法師という人の白い服装や踊る姿に似ていることからつけられたといわれています。

また、だご汁のだごには、鏡町で作られたい草の粉を混ぜています。これは、食べるためのい草として育てられたもので、除草剤は使わず、人の手で草をとっているそうです。い草には、食物繊維、ビタミン、ミネラルも含まれ、その粉末を使った麺やお茶、お菓子なども作られています。千丁町でもい草の栽培が盛んですね。地元の特産物を、これからも大切に守っていきたいですね。