学校ブログ

期待・ワクワク 命どぅ宝!

夏休み前の1年生の教室、2年生も一緒に勉強しました。

20年ほど沖縄に住んでおられた保護者(お母さん)にゲストティーチャーに来ていただいたのです。

以前、人権集会で担当職員が沖縄での戦争の話をしたことがきっかけで、今度は実際に沖縄に住んでいらっしゃった方の話を聞いてみたい、ということで。

お話の内容は「沖縄のお盆」についてです。

まず、沖縄のお墓の写真を見せてくださいました。

沖縄のお墓って、一般的な?日本のお墓と違って、墓石が家のような形をしていて何だか豪華な感じです。

このお墓の前で、お盆には家族や親戚が集まって食事をするのだそうです。

楽しそうな食事の様子の写真がありました。

また、沖縄では「あの世」のことを「グソー」と言って、亡くなった人が困らないように「ウチカビ」というグソーで使うお金を供える、とか、獅子舞みたいなもので赤ちゃんを飲み込んでしまう、とか、子どもたちは興味津々で話を聞いていました。

 

写真や映像をたくさん準備して話してくださり、大変ありがたかったです。

その中で感じたことは、沖縄の人たちが、ご先祖を大切にしながらご先祖と一緒に楽しく生活をしているということです。

「命どぅ宝(ヌチドゥタカラ)」という言葉がありますが、生きている人の命、亡くなった人の命を沖縄の人たちだけでなく、みんな大切にしていますよね。

夏休みのお盆、子どもたちにご先祖の話をしてみるのもいいですね(^^)