学校ブログ

鉛筆 ちいちゃん!

今日は3年生の国語の研究授業でした。

単元は「ちいちゃんのかげおくり」。

戦争で家族を亡くした少女「ちいちゃん」が、最後にやはり亡くなっていく悲しい物語です。

授業はちいちゃんが亡くなっていく場面で、ちいちゃんは幸せだったのかを考えるものでした。

ちいちゃんが亡くなるわけなので、当然幸せではないと考える子もいれば、ちいちゃんが天国で家族に会えたから幸せだったと考える子もいます。

根拠を持って、なるほどと思わせる意見を出していく子どもたち。

話し合いの中でもなかなか折り合いがつかないまま。

これは、大人でも難しい問題ですよね(^_^;)

最後に子どもたちと担任でまとめたのが、

「読み手にとっては切なさを感じるが、ちいちゃんは幸せだったかもしれない」

でした。

みんなで話し合って、納得したものになったこと、すごい!

 

でも、こ物語は戦争の悲惨さを描いたものなので、「幸せ」で終わるわけにはいきません。

最後の場面、次の授業で作者のこの作品に込めた想いを考えるそうです。

たくさんの考えをもって、よい授業を見せてくれた3年生、お疲れ様でした(^_^)v