学校ブログ

鉛筆 5,6年生授業!

今日は、5,6年生の国語の研究授業がありました。

複式学級ということで、5年生と6年生の授業を一緒にしないといけない担任は、本当に大変です(^^;)

 

5年生は「やなせたかしーアンパンマンの勇気」という教材です。

やなせたかしさんは、言わずと知れた「アンパンマン」の作者。

このやなせさんの生い立ち、アンパンマンを描くようになった経緯などが綴られている文章です。

戦争を経験したやなせさんは、食べ物を分けることが人を生かすことだと考え、そういう思いがアンパンマンにつながっています。

授業では、やなせさんはどんな人だと思うかを考えました。

4人の5年生は、文章中の言葉をもとに自分の考えを持ち、話合いをしました。

そして、「正義」について深く考えることができていました。

 

6年生の教材は「『鳥獣戯画』を読む」。

国宝である『鳥獣戯画』を、宮崎駿さんとともにスタジオジブリを設立した高畑勲さんが解説しています。

『鳥獣戯画』は、最近クレヨンしんちゃんの主題歌でも子どもたちにおなじみだそうですが…(^^)

それは置いといて、この文章はアニメに関わる高畑さんらしい工夫のされたものです。

この文章の工夫とその効果について考えるのがこの授業。

子どもたちは、同じ内容を書いた一般的な文章と高畑さんの文章を比べながら考えます。

そして、高畑さんの文章の軽快さと絵の示し方の絶妙さに気づいていきました。

 

両方とも難しい学習でしたが、本当に能動的に学習している子どもたちを見ることができて、りんどうヶ丘小も安泰だと思いました(^_^)v