学校ブログ
卒業のエピソード!
今日は、学校集会で校長講話がありました。
内容は、永尾校長が小学6年生のときのエピソードでした。
永尾少年の6年2組の教室は2階にあります。
教室の窓からは柿の木が見えます。
普通は冬が近くなると、柿の実も葉も落ちてしまうのですが、なぜか柿の実が1個だけ落ちません。
1月になっても2月になっても落ちません。
そのうち、教室のみんなは柿の実があるのかを確認することが日課となりました。
3月になっても落ちません。
みんなは卒業式まで落ちて欲しくないと願うようになりました。
あと3日、あと2日、あと1日…。
卒業式の朝、そこに柿の実はいつものようにありました。
みんなは、しっかり柿の実を確認して卒業式に臨んだのです。
そして、体育館での卒業式が終わり、教室に向かう列。
その列の中で、柿の実がなくなっていることをみんなは知りました。
「僕たちの卒業を見守ってくれたんだ」
永尾少年は、柿の実に心の中でお礼を言いました。
今日の話は、特に6年生に向けたものでした。
日常の生活の中にも思い出深いことはある、そういうものを卒業までにたくさん作って欲しい、ということです。
あと1か月半で卒業する6年生、小学校卒業時のエピソードを語れる人になってくださいね(^^)
集会では、書写展や県文集、なわとび大会の表彰もありました。
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