学校ブログ
出前講座!
熊本県では、県民に対して県の取り組みを広く周知するために、県職員出前講座を行っています。
様々なテーマがある中に、小学生もぜひ学習したいものもあります。
そこで、今回は5,6年生が「ハンセン病問題」について学習する機会をいただきました。
例年ならば、5年生が菊池恵楓園を訪問して勉強するのですが、昨年も今年も新型コロナの影響で実施できていないので、この出前講座は5,6年生にとってちょうどよい機会でした。
当日は、県庁から2名の職員さんに来ていただきました。
学習は、職員さん手作りの紙芝居で始まりました。
ハンセン病にかかった「太郎くん」は何も知らされないまま療養所へ連れて行かれます。
突然家族と引き離されたのです。
親ともきょうだいとも二度と会うことはできません。
名前も変えました。
療養所で違う人間として、家族を思いながら何十年も生きていったのです。
本当にこういうことがあったし、今もそういう思いを持って生き続けている方がおられます。
子どもたちは、その事実をしっかり胸に受け止めることができました。
小学校ではもう無理かもしれませんが、コロナが落ち着いたら、ぜひ現地に足を運んでほしいと思います。
県職員のお二人、出前講座をしていただいてありがとうございました。
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