学校ブログ

グループ 研究授業!

5,6年生の研究授業が21日(水)に行われました。

本校の研究テーマは、

「わくわく」が連続し、「なぜ」「なるほど」「もっとやってみよう」が生まれる授業の工夫

で、国語の研究を進めています。

6年生は、「やまなし」という物語の学習。

もう何十年も教科書に掲載され続ける宮沢賢治の作品です

なぜ「やまなし」という題名にしたのかを考えます。

子供たちは、やまなしの甘いにおいやカニの親子が嬉しそうな様子から、やまなしによって楽しく幸せな時間を持てたことで、題名が「やまなし」になったということを考えていました。

5年生は「たずねびと」。

これは、最近教科書に載った新しい物語作品のようです。

主人公「綾」が被爆地ヒロシマを訪れる前と後の心情の変化を読み取りました。

以前は何とも思わなかった景色が、原爆資料館で当時の現実を知ってから一変します。

同い年の主人公を通して、5年生のみんなも平和について考えられた時間でした。

 

5年生も6年生も、個人で考え、グループで考え、全体で考えるという形がしっかりできていました。

自分たちだけで学習を進めていく時間があるのが複式です。

その時間が一人一人の力を伸ばすところです。

この子供たちは、ここで「なぜ」「なるほど」が深まっていきました。

りん小の子供たちの強みを見た授業でした。