学校ブログ

不審者対応訓練(職員版)

6月12日(木)

職員研修の一環として職員の不審者対応訓練を行いました。

職員の役割分担のみを行い、後は、どれだけその場の状況に応じて対応できるかを宇城警察署のスクールサポーターの小島様に見ていただき、終わった後に講評及び指導を受けるという形をとりました。

最初に対応するのは校長と教頭。

まずは、不審者が入ってこようとしたら声をかけ落ち着かせ・・・

と考えていました。

ところが、今回の不審者(本校職員)は、職員玄関から入るなり刃物(手作り)をちらつかせ、静止も振り切って一目散に3階教室までダッシュで駆け上がってしまいました。

教頭先生が追いかけましたが、見失うほどのスピード。

放送及び職員玄関での不穏な気配を察知した他の職員がさすまたを手にした時にはすで不審者も3階教室に到着しており、不審者と職員数名の緊迫した攻防が繰り広げられました。そこで、小島様から合図があり終了。

不審者役の職員の余りの迫力に本当に怖かったという感想を持った職員もいました。

その後、体育館に場所を移し、さすまたの効果的な使い方やさすまた以外の物を使っての対応の仕方などを教えていただきました。

不審者の行動は、マニュアル通りにはいかないということを今回の訓練で全職員が学びました。

常に子どもの命を守るためにはどう動くか、もちろん自分(職員)の命も守りながらを意識しておく必要があることを痛感しました。

と同時に、不審者に入られない普段の備えも考える機会となりました。

今回ご指導いただいた宇城警察署スクールサポーターの小島様、大変お世話になりました。