美里町立励徳小学校
10年前も・・・
9月9日(水)
先週、岐阜市立三里小学校の教頭先生から励徳小にお電話がありました。
7月に起きた熊本地震について、ホームページを見て学校の被害がそこまでひどくはなかったことは分かっているけれども、大丈夫だっただろうかと心配とお見舞いのお言葉をいただきました。
それに加えて、三里小の子どもたちが、地震の被害を受けた励徳小のために何かできることはないかと話している。とのことでした。
実は、10年前の熊本地震の時も、岐阜市立三里小学校から、同じ「みさと」と名のつく美里町立励徳小学校のために何かできることはないかということで、いざという時のための防災頭巾を届けていただいていました。
今でも校長室には、その当時の写真と新聞記事があります。このことは、昨年赴任した時に知ったことですが、その後、交流が続いているといった話を聞いたことはありませんでした。
三里小学校の子どもたちや教職員の皆さんも当時とは入れ替わっているはずですので、今回のお話を伺いとても驚きました。と同時に、遠く離れた、そして10年もたった今でも励徳小のことに思いを馳せ、できることはないかと声をあげてくれる子どもたちがいるということに感動すら覚えます。
10年前いただいた防災頭巾は、もちろん当時の子どもたちが卒業するときには持ち帰っています。しかし、次の年から励徳小では、新入生の防災頭巾を毎年準備して迎えています。
今年は、本校の学校訪問の際、隣の学校の校長先生が、子どもたちの椅子に掛けてある防災頭巾をご覧になり、自分の学校でも準備しようと早速注文されたと聞いています。
三里小学校の思いが、今でも広がっていました。
10年前の熊本地震をきっかけに人のためになる仕事、人を助ける仕事につきたいと、当時小学生や中学生等の学生だった子どもたちの中には、その志を全うし、今回の熊本地震で実際に支援にあたっている人も少なくありません。
三里小の子どもたちのように人は代わっても誰かに思いを馳せ、声をあげ、行動を起こせる そんな学校をそんな子どもたちを育てていきたいと素直に思います。