学校生活

困ったときが学びどき

 

6月22日(月)

 梅雨の中休みでしょうか。今日はカラッと晴れて、午後からのプール掃除にはうってつけの天気となりました。

 さて、6年生算数では分数のわり算を学習しています。

「5分の4÷2」 は、次のように考えます。「5分の4は、5分の1が4つ分。これを2で割るのだから、4÷2=2 つまり、5分の1が2つ分になるから、答えは5分の2」 

 分数の意味から、分数÷整数の計算を考えると、「分子をわる数でわればよい」ということがわかりました。

 そこで担任の先生が、「では、5分の4÷3は?」… 子どもたちは困りました。4は3でわり切れないからです。困った、困った…。でも、前に学習したことを思い出しました。「分数の分子と分母に同じ数をかけても、もとの分数と同じであること」を使って、分子を3でわれる数に変身させようというのです。なるほど!

 困った時、前に学んだことを使ったり、組み合わせたりして、新しい発見があるのも算数・数学の醍醐味です。