東小の日常風景

水俣に学ぶ肥後っ子教室

 

 6月5日(水)に、大津東・南小の5年生で水俣へ行き、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」を行いました。活動内容は、エコパーク水俣埋め立て地見学、水俣病資料館見学、環境センターでの地球温暖化問題教室、語り部さんからの講話など学習を深める機会となりました。

 エコパークでは、メチル水銀によって汚染された魚やヘドロなどが埋め立てられ、エコパークが造られていることを知りました。そこには慰霊碑があり、きれいな水俣の海がひろがっています。両校の児童も海のきれいさに目を輝かせていました。

 水俣病資料館の見学では、水俣病の歴史を学びました。語り部さんの滝下さんの講話では、胎児性水俣病を発病されてからのこれまでの歩みや生き方などの貴重な話を聞くことが出来ました。差別や偏見から逃げずに立ち向かうことと差別や偏見をなくしていくことがいかに大事であるかを実感しました。

 環境センターでは、地球温暖化問題についての学習を行いました。生活排水(お米のとぎ汁、みそ汁)・洗たく排水・お風呂の排水の4つをパックテストでどれだけ汚れているかを測っていきました。大津南小との合同の班で活動をしました。

 水俣で学んだことを、「総合的な学習の時間」でクラスのこと、自分のことと重ねて考えていきます。とても充実した時間となりました。