東小の日常風景

小3・4稚魚の放流

 本日(4/27)、白川にウナギとアユの稚魚(ちぎょ)の放流をしました。今回は、理科で河川の流れや生き物について学ぶ小3・小4が対象です。

 白川漁業協同組合の方から、稚魚の放流の目的などを伺った後、実際にウナギを掴む体験をしました。想像通りなかなか掴めません。つるつると滑るウナギとの格闘の後、次は稚魚の放流です。放流した稚魚が無事に川の中へ泳いでいく様子に、ほっと安堵(あんど)したのも束の間、トンビが川に近づいてきました。トンビも生きていくのに必死です。

 怪しい雲行きに、子どもたちも追い払おうと声を出しました。しかし、自然の摂理とも言うべき出来事を目撃することとなりました。勢いよく川に突っ込んだくちばしには、子どもたちが放流したばかりのウナギの稚魚が捕らえられていたのです。

 とても残念でしたが、生き物の命はこのようにして繋がれていることを思い知りました。子どもたちは、命の尊さなど、多くを学びました。

※ちなみに稚魚は、アユ20Kg、ウナギ5Kg放流しました。漁協では、5月末までに各200Kgずつ放流するそうです。

放流の説明 大きく育って欲しいと願って“放流”