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2025年12月の記事一覧

月足さおりさんのコンサートから

先週の金曜日、あさぎり町在住のピアニスト、月足さおりさんに来ていただき、コンサートを行いました。ご存じの方も多いかと思いますが、月足さんは、先天的な病気で数年前に右半身が麻痺し、左手のみで演奏される、世界的にも有名な左手のピアニストです。ただ、徐々に病気は進行し、現在は左手の人差し指がなんとか動く状態だそうです。左手の指一本ですが、演奏されるピアノの音色はとても美しいものでした。演奏の合間には、病気に対する向き合い方、ピアノ演奏への強い思いを子供たちに話していただきました。実は、このコンサート、人権集会としての実施でした。月足さんの思いや願いを、どう人権と結びつけ、子供たちの心に届けるかは、教師の仕事です。コンサートの後、改めて本校職員には話をしました。

 

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くまもとGIGAスクールプロジェクト公開授業

本校は、熊本県教育委員会の「くまもとGIGAスクールプロジェクト」の指定校を今年度から受け、特に複線型による授業改善を目指しています。今の本校には、この方法しかないという思いで、この半年取り組んでまいりました。そこで、現時点での集大成として、昨日、5年生の国語科での授業を公開したのですが、管内から多くの方々に参加いただき、多くのご意見、ご感想をいただくことができました。課題もまだまだ多くありますが、子供たちも、担任の西嶋もがんばりました。岡原小として確実な一歩が踏み出せました。校長としては、月面着陸の際のアームストロング宇宙飛行士の言葉が胸に去来しました!

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
 アポロ11号 宇宙飛行士 ニール・アームストロング

「大造じいさんとガン」での複線型授業 チャレンジです!

授業研究会 子供の学びと教員の学びは相似形ということで他者参照の様子

 

 

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児童集会

昨日の児童集会で思ったことがあります。集会での児童の並び方です。なんとなく並んではいるのですが、おしいです。軍隊のような行動を求めているのではまったくありません。そういう行動を自然にとれるということが、将来、子供たちの暮らしの中で生きてくると思うからです。それは、グランドデザインにも掲げている「共感力」につながるものです。他者の存在を意識し、思いやり、行動するということです。「小学校~それは小さな社会~」という映画をご存じでしょうか。あの映画でもあるように、子供たちにとって、小学校は、未来を生きるために必要な力の基礎を学ぶ場です。集会での児童の並び方は子供に問題があるということではありません。教師がどう指導するかという問題です。主体的な学び、多様な考え、他者との協働等、我々はいろいろ言葉を使いますが、児童集会のような場で、子供がどんな行動をとるのか、そういうところに、その学校の教育力が見えてくると思います。そういうことを直接職員に伝える場が、本校には週1回しかありませんので、昨日職員にはTeamsで伝えましたが、Teamsで伝えるだけでいいのか、なんか間違っているような気がしてならない翌日の朝です。
※下の写真は、「小学校~それは小さな社会~」のチラシです。

 

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朝から掃除をする子供たち

今朝、交通指導から学校に戻ってくると、高学年と中学年の子供たちが数人、玄関前の花壇の脇の落ち葉を掃除していました。そこで、子供たちに、「担任にやれって言われたの?」と聞くと、いいえ、登校するときに、落ち葉に気付いたから、じゃぁ掃除しようかと話し合って始めましたということでした。感動しました。まさしく”利他の心”です。岡原小学校でこういう子供たちが育っていること、とても誇らしく思います。職員室で、そのことを担任に話すと、「えっ、何のことですか?」という反応でした。さすがです!


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今日は持久走大会!

今日は午前中、持久走大会を行いました。子ども達は、これまでの練習の成果を発揮し、みんなしっかり完走できました。私も3年生と一緒に走りました。Rさんのおかげで、私も何とか完走できました!Rさんに感謝です!走ると、やはり気持ちいいですね。来年は親子持久走大会はいかがでしょうか?沿道でのたくさんの応援、交通安全の見守り、本当にありがとうございました。

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