学校生活

6月20日 4年生 道徳 GTを迎えての授業「グレーの画家への道」

 6月20日(金)、4年生が坂本善三美術館よりGT(外部講師・美術館学芸員)をお呼びして、道徳の授業が行われました。題材は「くまもとの心(道徳副読本/熊本県教委作成)」にある「グレーの画家への道」。題材のモデルは小国町出身の世界的画家である坂本善三さんです。

 授業では、はじめに「目で見たものでどんなふうに心が動かされていったのか」子どもたちが出し合っていきました。黒板に所せましと一人ひとりの意見が書き出されていきました。どれも、見方や心の動かされ方が違うと確かめる子どもたち。「自分の目で 自分の心で それが本当の個性 本当のあなたらしさ」が確かめられていきました。

 GTからは、坂本善三さんが「目にした風景から、心で感じ、心の引き出しにしまっていたもの」を絵で表現していったこと。その絵に世界中の人が共感していったこと等が説明され、坂本善三さんの心の引き出しそのものが人生の豊かさにつながっていったことが語られました。「心の引き出しはひとひとり違うこと、昨日と明日も今日も違っていくこと・・・自身の心の引き出しを大切にしていくこと」が最後に語られていきました。

 絵や風景を感じいていくことの手がかりと本当の自分らしさがについて考えていくことができた貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 秋には、アートに触れる教室も開催されます。楽しみです。