学校生活

10月30日(金)~31日(土)修学旅行 6年生

 10月30日(木)~31日(金)の2日間、6年生の修学旅行が長崎市・佐世保市で行われました。

 

 6年生はこれまで「学ぶとは、考える、知る、深める+伝える(質問、感想)」を大切に学習してきました。その姿は修学旅行でもしっかりと見られました。戦後80年、9月より本格的に取り組んできた「平和について学ぶ」取り組みは修学旅行という大きな山場をむかえました。子どもたち、とても主体的で真剣でした。

【長崎平和公園】

 

【被爆体験の聴きとり】

 語り部さんからは、中学生時代は極貧で学校に弁当を持っていけなかったこと、高校進学や大好きだった音楽をあきらめなければいけなかったこと・・・それらは全て貧しさをつくりだしていた戦争が原因であったこと、現在、音楽を通じてなかまと平和を訴える活動をしていることが語られていきました。さらに「あなた方は世界を照らす光なのです」と伝えられ、どんなささいな争いが起こっても話し合いで解決できる、人をいじめない、戦争にない核兵器のない世界づくりをやってほしい、どんな人でも大切にされる世界に向かって歩みを続けてほしいと願いを託されました。 

 

 子どもたちからは、原爆や戦争のことを今の問題として向き合っていきたい、小さなけんかや戦争をなくすことをやっていきたいという感想が伝えられました。

【フィールドワーク】

 聴きとり学習後、6班に分かれた子どもたちは地図を頼りに平和遺構のフィールドワーク、長崎原爆資料館、平和集会を行いました。

【平和集会】

 

【ハウステンボス】

 2日目はハウステンボスを訪れました。1日目のフィールドワークとは違い、引率者なしの完全に班だけの活動となります。集合時間・場所をしっかりと確認する子どもたち。ハラハラドキドキ・・・手をつなぎながら、活動に向かった子どもたちもいましたが、無事に全員集合。限られた予算の中で、お家の人にお土産も買うことができました。

 とても収穫の多い2日間でした。学校に戻って、ふりかえりの中でもう一度修学旅行です。