2021年12月の記事一覧

12月10日の給食

今日のメニューは、中華おこわ、太平燕、鶏肉のカシューナッツ炒め、牛乳です。

今日の献立、「太平燕」は、明治時代に中国から熊本に伝わった料理で、今では熊本のご当地料理の一つです。もともとはアヒルのゆでたまごを使ったスープワンタンのような料理ですが、日本ではアヒルの卵が手に入りにくいので、にわとりの卵で代用し、ワンタンのかわりに春雨をつかってつくります。味付けは様々で、しょうゆ・とんこつ・塩などがあります。

12月9日の給食

今日のメニューは、さといものそぼろ煮、ざぜん豆、白菜のおかかあえ、ごはん、牛乳です。

今日は熊本県の郷土料理「ざぜん豆」です。もともとはお寺で食べられていた精進料理のひとつです。大豆に昆布、ショウガをいれてつくります。味付けは家庭で違いがあり、三温糖、みりん、水飴、こいくちしょうゆで味つけがあれていますが、黒砂糖やちりめんを使うところもあり、いろいろなざぜん豆あります。今日の給食では、砂糖・みりん・水あめを多めに使われた、つやつやのざぜん豆でしたよ。保存がきくので、おせち料理のひとつとしてしている家庭もあるようです。

12月8日の給食

今日のメニューは、玄米パン、南関野菜の味噌シチュー、カリフラワーとツナのサラダ、いきなりだんご、牛乳です。

今日は旬のカリフラワーを使ったサラダでした。ブロッコリーとカリフラワーは同じ仲間の野菜で、冬が旬の野菜です。カリフラワーは、花のつぼみを食べます。太陽の光を当てると、黄色っぽくなるので、つぼみの周りの葉っぱをおおいつつんで、光を当てないようにします。そうすると白いカリフラワーになります。日本では白いカリフラワーが多いですが、紫色やだいだい色の品種もあります。

 

12月7日の給食

今日のメニューは、豚キムチ丼、白玉団子入りのきのこ汁、ヨーグルト、牛乳です。

今日は、韓国の漬け物キムチを使った丼です。キムチには白菜などの野菜、唐辛子などの調味料を入れて作ります。この頃日本でも激辛料理が増えています。いろいろな辛子がありますが、日本に唐辛子が伝わったのは、今から500年ほど前、ポルトガル(南蛮)人が伝えたという記録が残っています。唐辛子の唐という字には、外国という意味があり、外国から伝わった辛子という意味で、「唐辛子」と書きます。当時は「南蛮胡椒」とも呼ばれていたそうです。

12月6日の給食

今日のメニューは、味噌汁、れんこんのはさみ揚げ、かわりなます、麦ご飯、牛乳です。

今日は、れんこんの紹介です。熊本県では宇城・熊本・八代地域でたくさんとれます。7月から収穫され、今年とれたレンコンがお店にならんでいます。熊本県の郷土料理に「からしれんこん」があります。これは、病弱だった肥後藩主の細川忠利公のための健康食として考えられたものです。からしには食欲を増す効果もあり、滋養強壮によい成分が入っています。

12月3日に給食

今日のメニューは、とりごぼうごはん、てっか煮、しらあえ、牛乳です。

今日は、さといもの煮物です。給食では10月より南関町産のさといもが使用されています。さといもの特徴はぬめりがあることです。それが苦手という人がいるかもしれませんが、その「ぬめり」には「ムチン」という食物せんいが含まれていて、おなかをやさしく守ってくれます。そしてじゃがいもやさつまいもとはちがう、ねっとりとした食感のもとにもなっています。

12月2日の給食

今日のメニューは、肉豆腐、ししゃもの香り焼き、あっさり漬け、ごはん、牛乳です。

今日は、とうふが主役の煮物でした。味噌汁などにときは、20丁ほど使いますが、今日は3倍以上の70丁使ったそうです!とうふの原料は大豆です。血や肉などの体をつくる「タンパク質」が多く含まれています。大豆は堅いですが、豆腐などに加工することで、体の中に大豆の栄養が取り入れやすくなります。昔の人の知恵は偉大ですね。

12月1日の給食

今日のメニューは、黒糖パン、白菜スープ、魚のタルタル焼き、くだもの、牛乳です。

今日の魚は、さけです。さけにはいろいろな種類がありますが、日本でとれるさけは白さけが多いです。他にも銀さけ、キングサーモンなどがあります。今日は、秋鮭が使用されています。北海道では「あきあじ」と呼ぶそうです。また、鮭の身は赤いですが、食べたえさの栄養で赤くなっていて、もともとは白身魚の仲間だそうです!