2021年12月の記事一覧

12月24日の給食

今日のメニューは、チキンカレー、チョレギサラダ、クリスマスデザート、牛乳です。

今日は今年最後の給食です。クリスマス・イブということで、セレクト給食にしていただき、クリスマスケーキをロールケーキ、いちごのショートケーキ、チョコレートケーキの3種類のケーキから1つ選んだケーキが味わえました。世界ではいろいろなクリスマスケーキがあります。ドイツでは、パンに干しぶどうやナッツなどを混ぜて焼き、砂糖をかけたシュトーレンというケーキを食べる習慣があります。見た目がトンネルに似ているところから、ドイツ語で「坑道」という意味の「シュトレン」と名付けられたそうです。日本では年末年始にいろいろな行事食があり、おせちや七草がゆもそれらの一つです。いろいろな願いをこめていただいてみましょう。

12月23日の給食

今日のメニューは、みそけんちん汁、いりどうふ、かぶサラダ、ごはん、牛乳です。

今日は、南関町産のかぶを使ったサラダです。お正月も近いということで、紅白のかぶをつかわれたそうです。かぶの葉は春の七草のひとつで、品種のひとつである「春こかぶ」も有名です。かぶは、10月から11月にかけてたくさん収穫され、主に体の調子を整えるはたらきがあります。サラダとしてそのまま食べても、漬け物にしても、煮てもおいしいです。煮ると、とろけるようにやわらかくなります。

12月22日の給食

今日のメニューは、ミルクパン、キャベツと肉団子のスープ、大学かぼちゃ、牛乳です。

今日は冬至です。冬至は日の出から日の入りまでの時間が、1年の中で最も短い日です。昔からこの日には、「なんきん」(かぼちゃ)を食べるとからだにいいとされていました。昔は冬至は太陽の力が最も弱まる日で、この日を境に運気が上向きになると考えられていたそうです。そこで、更に運気が良くなるように「ん」が付く食べ物をこの日に食べるようになったそうです。今週末にはまた寒気が日本列島をおおうと予報が出ています。かぼちゃには寒さをのりきるための栄養がはいっているので、しっかり食べて、体をあたためてほしいとおもいます。

12月21日の給食

今日のメニューは、ショウガごはん、かぼちゃの味噌汁、さんまのゆず味噌和え、白菜の甘酢あえ、牛乳です。

今日は、ショウガが主役のごはんでした。熊本県では、八代市東陽町と宇城市小川町で熊本県の生産の八割が生産されています。ショウガは薬味として使われることが多いですが、給食ではカレーやスープ、唐揚げなどに使っているそうです。ショウガには体を温める効果がありますので、いろいろな料理に使ってみてほしいと思います。

12月20日の給食

今日のメニューは、麻婆大根、にんじんしゅうまい、ごまきゅうり、麦ごはん、牛乳です。

今日は、今が旬のだいこんを、たくさん食べてほしいということで、とうふの代わりにだいこんを用いた「麻婆大根」でした。作り方は麻婆豆腐と同じですが、大根に味をしっかりとしみこませるように、コトコトと煮込むことがおいしくなるコツだそうです。大根には食べ物の消化を助けるなど、体の調子を整える働きがあります。これから年末をむかえますが、食べ過ぎたときには、大根を食べるといいかもしれませんね。

12月17日の給食

今日のメニューは、武光公鍋、にんじんとツナのサラダ、さつまいもと大豆のごまがらめ、ごはん、牛乳です。

今日は、熊本県内の特徴のある食材や、郷土料理を紹介する「ふるさとくまさんデー」の給食です。今日は菊池地区の味を作っていただきました。武光公鍋は、鎌倉時代から南北朝時代の武将「菊池武光」がつくった鍋だといわれています。武光公は、鴨を弓でいる競技をしていたそうです。そのときにいった鴨と菊池の産物をつかって鍋をつくっていたそうです。それが武光公鍋と呼ばれるようになったそうです。今日の給食には鴨ははいっていませんが、今が旬の野菜や産物を入れてつくってくださいました。その他に菊池産のさつまいもを使ったごまがらめ、菊池で旬をむかえているにんじんサラダもおいしくいただきました。

12月16日の給食

今日のメニューは、豆腐とほうれん草のスープ、さばみぞれ煮、レンコンのごまだれ、ごはん、牛乳です。

今日の魚はさばです。秋から冬にかけて脂がのり、おいしい季節です。その時期のさばは、「秋さば」ともいいます。みなさんは、魚屋さんで魚をみて、どの魚がさばかわかりますか?さばは、歯が小さいことと、背中の模様が特徴です。さばは、主にからだをつくる働きがあります。そのほかにも血をさらさらにしてくれたり、頭の働きをよくしてくれる脂質が入っています。

12月15日の給食

今日のメニューは、米粉パン、やきそば、フルーツのオレンジソース和え、牛乳です。

今日は、南関4小のリクエスト給食です。4小の給食委員会では毎年、苦手な食べ物アンケートを実施しており、今年の結果は、1位ゴーヤー 2位なす 3位ピーマンだったそうです。そこで給食センターで、苦手な野菜も食べて、健康に過ごしてほしいということで、苦手な野菜を使った料理のアンケートを実施すると、その結果、焼きそばにピーマンが入っていたら食べられるという意見が多かったそうです。そこで、ピーマンを使った焼きそばをリクエスト給食として出すことにされたそうです。ピーマンは、主にからだの調子を整え、病気に負けないからだをつくってくれます。1小のみんなには放送でこのことを伝えました。残さず食べて、元気な体を作ってほしいと思います。

12月14日の給食

今日のメニューは、おでん、ちりめんの炒り煮、卯の花サラダ、ごはん、牛乳です。

ちりめんじゃこは、かたくちいわしの赤ちゃんです。かたくちいわしは、大人でも15センチ程度の魚で、その赤ちゃんである「ちりめんじゃこ」は2センチ程度です。「ちりめんじゃこ」はゆでて、広げて干して、乾燥させます。その様子が、しわの多い織物の、「ちりめん」ににていることと、小さい魚という意味の「じゃこ」をあわせて「ちりめんじゃこ」と名付けられました。

12月13日の給食

今日のメニューは、みそにゅうめん汁、さんまのおかか煮、ごま酢あえ、ごはん、牛乳です。

今日はごまをたっぷり使ったあえものです。ごまは、一粒はとても小さいですが、栄養がたっぷりはいった食品です。しかし、ごまの皮がかたいので、「する」ことで、栄養をたくさん吸収することができます。また、炒ると香りがよくなります。そして、皮の色で黒ごま・白ごま・金ごまの3つにわけることができます。

給食によく出てくるごまは、白ごまです。今日もごまをしっかりすって、いって料理を作ってくださっています。ごまのいい香りで、食欲がましました!

12月10日の給食

今日のメニューは、中華おこわ、太平燕、鶏肉のカシューナッツ炒め、牛乳です。

今日の献立、「太平燕」は、明治時代に中国から熊本に伝わった料理で、今では熊本のご当地料理の一つです。もともとはアヒルのゆでたまごを使ったスープワンタンのような料理ですが、日本ではアヒルの卵が手に入りにくいので、にわとりの卵で代用し、ワンタンのかわりに春雨をつかってつくります。味付けは様々で、しょうゆ・とんこつ・塩などがあります。

12月9日の給食

今日のメニューは、さといものそぼろ煮、ざぜん豆、白菜のおかかあえ、ごはん、牛乳です。

今日は熊本県の郷土料理「ざぜん豆」です。もともとはお寺で食べられていた精進料理のひとつです。大豆に昆布、ショウガをいれてつくります。味付けは家庭で違いがあり、三温糖、みりん、水飴、こいくちしょうゆで味つけがあれていますが、黒砂糖やちりめんを使うところもあり、いろいろなざぜん豆あります。今日の給食では、砂糖・みりん・水あめを多めに使われた、つやつやのざぜん豆でしたよ。保存がきくので、おせち料理のひとつとしてしている家庭もあるようです。

12月8日の給食

今日のメニューは、玄米パン、南関野菜の味噌シチュー、カリフラワーとツナのサラダ、いきなりだんご、牛乳です。

今日は旬のカリフラワーを使ったサラダでした。ブロッコリーとカリフラワーは同じ仲間の野菜で、冬が旬の野菜です。カリフラワーは、花のつぼみを食べます。太陽の光を当てると、黄色っぽくなるので、つぼみの周りの葉っぱをおおいつつんで、光を当てないようにします。そうすると白いカリフラワーになります。日本では白いカリフラワーが多いですが、紫色やだいだい色の品種もあります。

 

12月7日の給食

今日のメニューは、豚キムチ丼、白玉団子入りのきのこ汁、ヨーグルト、牛乳です。

今日は、韓国の漬け物キムチを使った丼です。キムチには白菜などの野菜、唐辛子などの調味料を入れて作ります。この頃日本でも激辛料理が増えています。いろいろな辛子がありますが、日本に唐辛子が伝わったのは、今から500年ほど前、ポルトガル(南蛮)人が伝えたという記録が残っています。唐辛子の唐という字には、外国という意味があり、外国から伝わった辛子という意味で、「唐辛子」と書きます。当時は「南蛮胡椒」とも呼ばれていたそうです。

12月6日の給食

今日のメニューは、味噌汁、れんこんのはさみ揚げ、かわりなます、麦ご飯、牛乳です。

今日は、れんこんの紹介です。熊本県では宇城・熊本・八代地域でたくさんとれます。7月から収穫され、今年とれたレンコンがお店にならんでいます。熊本県の郷土料理に「からしれんこん」があります。これは、病弱だった肥後藩主の細川忠利公のための健康食として考えられたものです。からしには食欲を増す効果もあり、滋養強壮によい成分が入っています。

12月3日に給食

今日のメニューは、とりごぼうごはん、てっか煮、しらあえ、牛乳です。

今日は、さといもの煮物です。給食では10月より南関町産のさといもが使用されています。さといもの特徴はぬめりがあることです。それが苦手という人がいるかもしれませんが、その「ぬめり」には「ムチン」という食物せんいが含まれていて、おなかをやさしく守ってくれます。そしてじゃがいもやさつまいもとはちがう、ねっとりとした食感のもとにもなっています。

12月2日の給食

今日のメニューは、肉豆腐、ししゃもの香り焼き、あっさり漬け、ごはん、牛乳です。

今日は、とうふが主役の煮物でした。味噌汁などにときは、20丁ほど使いますが、今日は3倍以上の70丁使ったそうです!とうふの原料は大豆です。血や肉などの体をつくる「タンパク質」が多く含まれています。大豆は堅いですが、豆腐などに加工することで、体の中に大豆の栄養が取り入れやすくなります。昔の人の知恵は偉大ですね。

12月1日の給食

今日のメニューは、黒糖パン、白菜スープ、魚のタルタル焼き、くだもの、牛乳です。

今日の魚は、さけです。さけにはいろいろな種類がありますが、日本でとれるさけは白さけが多いです。他にも銀さけ、キングサーモンなどがあります。今日は、秋鮭が使用されています。北海道では「あきあじ」と呼ぶそうです。また、鮭の身は赤いですが、食べたえさの栄養で赤くなっていて、もともとは白身魚の仲間だそうです!