自分に挑戦しました。

12月9日(金)校内持久走大会を行いました。持久走は、短距離走とちがって呼吸を整えながら、長い距離を走ります。途中で苦しくなるので、子供たちからはあまり好まれない運動です。それでも人より速く走れる子は、意欲的に取り組んでいます。しかし、遅い子は意欲をなくしがちです。ゆえに、自分の目標を決めて、いい走りができたかを振り返りながら取り組みました。

どの学年も、一生懸命走るいい姿がありました。特に、うれしかったことが3つあります。

①苦手としていて走れなかった子が、練習の時から参加しはじめ、本番では完走できたことです。

②遅くても、歩かずに走り抜いた子の姿もありました。練習の時、いつも一番最後を走っていることから、嫌だろうな、やめたいだろうな、見学したいだろうなと思いながらも、頑張りとおした姿に、うれしくなりました。

③スタート直後にぶつかって転倒し、しばらく立ち上がれずにいた子がリタイアしました。しかし、けがの手当を終え、他の学年のレースの時に参加し完走しました。この姿、立派でした。さらに、一人で走るのは心細いのでためらっていた時、伴走を名乗り出た級友がいました。素晴らしい姿です。この子は、2回もレースをしたことになります。

たくさんのいい姿があった持久走大会でした。