中松小学校最後のドロリンピック、ご協力ありがとうございました!
ドロリンピックが終わった後、先生方はドロを洋服や体のあちこちに付けたまま子どもたちに付いて一緒に歩いて下校しました。その先生方を迎えに、中村のずっと奥の久木野小との境近くで、黄色い帽子をかぶった1年生と2人の子どもさんを連れて歩いて迎えに来られていたお母さんに出会いました。車を停めてお母さんと話してみると「娘がとっても楽しかった!と言ってました。昨日は、ドロリンピックが楽しみでテルテル坊主も作ったんですよ」と教えて下さいました。
個人的なことを書いて恐縮ですが、30年前中松小学校に初任として赴任した時は田植えを全校児童で行われていました。今とは違う郵便局のそばの田んぼだったと記憶しています。そして何より覚えているのは、田んぼに入った時の足の感触。熊本市で生まれ育ったので、田んぼに入ったのは人生初でした。その時のなんとも言えないにゅるっとした感触は今でも鮮明に覚えています。今回、担当が「これが中松小学校最後のドロリンピックになると、統合したら5,6年以外の子どもたちは経験できないので是非、全校児童で行いたい!」と提案があった時は、大賛成でした。せっかく豊か自然があふれている阿蘇に暮らす子どもたちが田んぼに入ったこともないまま大人になっていくのはもったいないように思います。
しかし、緊急事態宣言が解除されたとは言え、校長先生をはじめ担当者も入念に準備・打ち合わせをして当日を迎えました。当日は、みんなの願いが通じたのか風こそありましたが、少し晴れ間も出ていました。そして、学校には教育会長の依頼を受け、温泉水を入れるための大型タンクを積んだ保護者の方々のトラックが何台も集まってきました。また、ドロリンピックのリレー、教員チームの参加は予定していたのですが、何名かの保護者の方々も汚れる覚悟の格好をしていた方もいらっしゃったので急遽参加していただき、大いに盛り上げて下さいました。ビデオ判定の結果、5年生のTMさんの保護者のダイビングがMVPですかね^^!子どもたちも休校で溜まったストレスを発散するかのように私の想像を超える思いっきりのよさでドロリンピックを楽しんでいたようでした。
終了後、学校に戻っての温泉水での体洗いにはたくさんの保護者の方々にお手伝いいただき本当に有り難かったです。子どもたちも白水瑠璃温泉のお湯に体を温めてもらい幸せそうでした。教育会役員、5年生の保護者の役員の方々をはじめご協力いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました!
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