日誌

赤飯をみなさんにおとどけしました。


11月29日、毎年恒例となっているお年寄りへの赤飯配りを行いました。先月お話したように今年は豊作で、330kgの餅米が収穫できました。中山間地集落協定の皆さんのご協力で、5,6年の児童が田植えから稲刈りまで関わって育ててきました。前日から仕込んだ餅米を、保護者の皆さんやおじいちゃんおばあちゃんの協力を得て、今年は羽釜を使って蒸して赤飯を作りました。午後からは民生委員さんや婦人会の方々とともに、校区の一人暮らしのお年寄りや高齢者の方々にできあがったお赤飯を配布していきました。いつもは一人暮らしの方に配布していたのですが、今年は婦人会の取組で交通安全の運動とともに高齢者の方々にも配りました。中松校区は地域とのつながりがまだ残っている方ですが、それでも、子どもの数が減ってきている昨今、お年寄りとの接点は少なくなってきています。今回、訪問したお年寄りの方々から頂き物をしたり、暖かい声をかけていただいたりして、夏の暑い日の中でのひえ取りが無駄になっていなかったとしっかりと感じたことでしょう。こうやって、社会とのつながりを授業によって確認できたことは、子どもたちの宝物になるものと思います。机の上の勉強は、こういった形で実を結んでいます。