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9月21日(木)認知症キッズサポーター養成講座(3,4年総合的な学習)

 現在、3、4年生は総合的な学習の時間で「福祉」について学習しています。今回は、図書室で「認知症」について学んでいきました。

 ゲストティーチャーとして、本校の地域学校協働活動推進員(学校運営協議会兼務)でもある西川 みち惠  様、上天草市社会福祉協議会の方々においでいただきました。

 認知症についてのお話、絵本の読み聞かせをとおしてのワークショップ、体験談等の流れで学習が行われていきました。

 認知症についてのお話

 

 

絵本「ばあばは、だいじょうぶ」読み聞かせ

ワークショップ

ワークショップのまとめ

体験談の聴きとり

 

 

 子どもたちは「認知症の人を見かけた時の接し方」について、次のように学習しました。

・まずは見守る

・余裕をもって対応する

・声をかけるときは、一人で

・後ろから声をかけない

・相手に目線を合わせて、やさしい口調で

・おだやかに、はっきりと

・相手のことばに耳をかたむけて、ゆっくり対応する

 子どもたちは、認知症の人に限らない、すべての人に通じる接し方であることを感じたのではないかと思います。

 この日、3、4年生の子どもたちひとり一人に「上天草市認知症キッズサポーター」のカードが配付されました。

 

 学習を終えたゲストティーチャーの先生方からは「子どもたちが一生懸命に学習する姿に私たちの方が感動しました」、「(2年めの学習を経験した)4年生の姿をとおして、2年分の積み重ねを感じた」等の感想をいただきました。

※2023年6月、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法(通称:認知症基本法)」が成立しました。 その第9条で、9月を「認知症月間」、9月21日を「認知症の日」と定められ、これまでの活動が、行政機関を含む、より公的な取り組みとして進められることが決まりました。