学校生活

『人とのつながり』

薬物乱用防止教室

 

 

 

 

 

 

 

 5.6年生は11月の末に学校薬剤師さんから、「薬ってなあに」と、薬が薬としてはたらくために必要なもの(基礎)から、「どうして危険薬物を使ってはだめなのか」・・・薬が毒になる(使用者の脳をだます)ことがあるお話をしていただきました。

聞いたことはあるけれど・・・・。

ニュースで見たことはあるけれど・・・・。

それほど気にならないし、どちらかというと無関心だったことに気付かせてもらいました。

 

 そして、12月19日。

南小国町3つの小学校6年生と中学校全学年は、ダルクの会の方と出会いました。

初対面の子どもたちに、ご自身の薬物依存の経験のお話をしてくださったのです。

 

 覚せい剤に手をだしたら捕まることも、精神への影響もわかっていたのに、なぜ手を出すことになったのかを、当時の状況、友だちや家族のこと、最初にすすめられたときの気持ちやこころの中の言い訳のことまで 「私のこころの問題」としてお話しくださいました。

 ひとりぼっちになったこと 自分のことをだいきらいになり、「なにやってるんだろう」と考えた時のところまで。

でもダルクにつながってからのこと、薬をすすめられたときに断れなかった理由(何がたりなかったのかを、今考えること)をふりかえって考えたことを話してくださいました。

 『人とのつながり』『生きがい』『やりがい』『自分のきもちに正直になること』『一生なおらない脳の病気のこと』などを、かくさずにまっすぐに話してくださったあとに『今のあなたは弱音を言える友だちはいますか?』『ゲームやスマホに依存しすぎていませんか?』と問いかけられました。

 ダルクの会の方々の経験談は、こうした身近なことから考えることが、これからの自分をまもる『ガード』になるよ、その『ガード』を少しずつ高めていくんだよ、と教えてくださっていました。

 

「私は危険な薬物をすすめられたときに、断る方法を覚えておきたいです。そのために、なやみや自分の気持ちを人に相談することを身につけておきたいです。

病気の治療に使う薬も正しく服用しないと薬物乱用になることを知れたので、正しく服用していきたいです。」

 

「語句は薬物乱用防止教室に参加して、回復者の方のお話しを聞くことができてよかったと思います。理由は、薬物を乱用し多時の怖さ、そこからの行動などの話をしてもらい、自分がこれからどのようにしたらいいか、考える機会ができたからです。これからは薬物のこと以外にも、自分の身の回りにあるゲームやインターネットの依存性について時間を制限したいです。」