学校生活

「さ」


「さ」いご(最後)の読み聞かせ

38日(木)の朝

高学年教室は、読み聞かせだけでなく、昨年まではわくわくでも、ずっとお世話になっていた方です。

朝ランのときに、その方の車がとまっているのを見て「あ!今日のお話なんやろね?」

と、子どもも大人もたのしみにして始まりました。

 

期待通り.

読み方も、著者(女優さん)の雰囲気が出ていて(毎回ですが)吸い込まれます。

どうしてこの本にしたんですか?とたずねたら、「う・・・ん。なんとなく!」

と、選びながら中原の子どもの顔が浮かぶ元保護者さんなのです。

名前の由来にまつわる本。

こどもたちからの感想が、とっても多かったです。

 

お帰りの時「いっぱい感想発表してくれてうれしいです。」と、言ってくださいます。

子どものおかえしが届いているのが(朝のお忙しい時間においでいただいているので、すみませんねぇ・・・と思うところもあるのですが)うれしかったです。

 

3(さ)ん.11


低学年教室は、玉名市の睦合小学校と福島県にある同じ名前の小学校の交流がきっかけで生まれた本でした。


東日本大震災は決して風化してはならないこと、日常から災害に対する備えを十分しておくこと、どんな時も人と人のきずなが大切であることを『校舎』が教えてくれる本。

(挿し絵は、お笑いもイラストも子育ても尊敬する桜田幸子さん!)

 

「何も必要ではありません。ただ現実を知ってほしいのです。」

表紙をめくると最初のページにありました。

震災後、偶然にも同じ名前の小学校に支援の申し入れをした時の校長先生の言葉だそうです。

 

 福島の睦合小と熊本の睦合小の思いの詰まった本が中原小に届きました。

中原小の事務の先生が受け取りました。

読み聞かせによって、1.2年生の子どもたちにひろがりました。

 

読み始めの前にたずねたら、1年生と2年生は東日本大震災の事を知りませんでした。

読み終わりに、事務の先生はこのくだりをもう一度読みました。

「話はしなくても、話はできなくても、お互いを思いやる心がどこかでつながって 励まし合い 守り合っているのです。」

 

今年度の読み聞かせはこれで終わりです。

四つ葉のクローバー様と、ピンチヒッターの1年生担任の先生、どうもありがとうございました。