6年生のみなさん……お疲れ様でした。(^_^)ゞ
4月19日(火)……この日は,全国学力・学習状況調査ということで,日本全国の小学6年生と中学3年生が一堂に同じ学力調査問題・学習状況調査問題と正対しました。
さらに今年は,毎回行われている国語と算数・数学に加え,4年ぶりに理科も加わったスペシャルな年です。
◎1時間目:国語
教室の様子を見ると,子どもたちは長文の読解に時間がかかっていたようです。
問題の傾向としては,グループでの話合いの様子など学校生活の場面を題材にした設問が目立ち,知識と思考力をバランスよく確認する感じでした。
公園をきれいにするアイデアを話し合う対話文を読み,指定された条件を踏まえながら自分の考えをまとめる記述式問題が出されたり,2つの文章を読み解き,漢字の書き取りなど基礎的な知識を問いつつ,思考力・判断力・表現力を確認する問題が出されたりしていました。
◎2時間目:算数
計算やグラフ,表の読み取りを通じて日常生活の課題を解決させる狙いがうかがえる出題が多かったようです。
学級でお楽しみ会の遊びを決める場面が出題され,表の空欄を埋める数を求める式と答えを書いたり,グラフや表からデータの特徴や必要な情報を読み解いたりするなど,知識と思考力をバランスよく評価する設問でした。
さらに,全国学力調査でのプログラミングに関する初めての出題があり,プログラムが示す作図の手順を基に図形を構成する要素に着目し,出来上がる正しい図形を答えるものでした。
子どもたちの机の上には消しゴムのカスが山をつくっており,悪戦苦闘の様子が想像されます。
◎3時間目:理科
新学習指導要領では,観察を通して身の回りの生物の色や形,大きさなどの差異に気づかせる学習を求めていますが,こうした視点を踏まえ,提示された情報を分析や解釈することで自分の考えを持つことができているかどうかを確認する設問が出題されていました。
特徴的だった問題は,モンシロチョウ,ショウリョウバッタ,ゲンゴロウ,シオカラトンボについて,食べ物や育ち方で分類した表などを提示し,それを複数の視点で読み解くことによって新たに見いだした「問題」を選ばせるものでした。
◎4時間目:学習状況調査
学校や家での勉強や生活の様子につい尋ねるねらいで,およそ70の問いに答えます。
子どもたちは,日頃の学習・生活の様子を振り返りながら最後まで粘り強く答えていました。
以上,今年度の全国学力・学習状況調査のリポートを終えます。
なお,試験風景を写真撮影するのもはばかられるくらい6年生の子どもたちは集中して調査に臨んでいたため,写真掲載はありません。 <(_ _)>
同様に,鉛筆の音がひたすら響くほど黙々と試験に臨む姿をYouTubeにアップしても……と思ったので,動画も撮影していません。 (^_^;)
文字だけのレポートになって申し訳ありませんが,ご理解ください。
6年生のみなさん……本当にお疲れ様でした。
なお,結果については例年夏休み後半頃に届くかな?と思います。
また,実際の調査問題や正答例等を実際にご覧になりたい方は,下のリンクからお進みください。
https://www.nier.go.jp/22chousa/22chousa.htm