学校生活

「お」


朝のお話読み聞かせ、高学年は「お」とうと(弟)のお話でした。

ご都合により、急なピンチヒッターのお願いを受けてくださったのは本校の事務の先生。


「出会い、ふれあい、心の輪(心の輪を広げる体験作文集)」という、学校に送っていただいていた冊子から、1番目に載っていた最優秀作文「わたしの弟」でした。


毎日たくさんの文書などを受付する先生。

『機会があったらこれを読もうかな』と心にとめていたのだそうです。(自分も一度は回覧で目にしているのですけどねぇ・・・。)

 

 低学年は「ラチとライオン」でした。


弱めでこわがりのラチが、あこがれのライオンさんの助けを借りて成長していくお話です。

これを読んでくださったお母さんは、近所に小学生がいないということで、もう3年間、毎朝毎夕、子どもを登校班の集合場所に送って迎えてくれています。

夏休みも、早朝からラジオ体操の場所まで。

学校に直接送るのではなく、登下校を歩く登校班の集合場所に。

それは、自宅を出て学校を通り過ぎて、少しいったところです。

登校班で集合したり、並んで歩いたり、友だちとお話したり追いかけあったり。

毎日の登下校の中で、お互いいろんな経験をしながら成長しています。

 

 

 

一斉下校の前に、防災教育担当の先生が「1月17日は何の日か知っていますか?」とたずねたら、「阪神大震災」と大きな声で答えていました。


「帰ったらテレビニュースとかでも目にするだろうから、自分に近づけて考えてみてください。」とお話がありました。

 

「お」な(同)じ。

 

毎年作られる1.17の竹あかりの文字、今年は「伝」でした。

 

本物を通して感じたことや考えたこと、経験して学習したことに自分の思いを入れながら伝えた経験がある子どもたちと同じです。

「伝」。