Appeal(訴えかける)
6月23日、沖縄糸満市摩文仁の平和記念公園で、沖縄戦で亡くなった20万人をしのぶ戦没者追悼式がありました。
日本の全体へ向け、73年前のことを通して「沖縄のこころ」を伝えるニュースを見た先生は、「沖縄の小さな子が手を合わせていたの。沖縄の人の問題?沖縄の子どもだけの事じゃないよね。」と言いながら朝の子どもを迎える準備をしていました。
(毎週月曜日、欠かさず生花を教室に飾っています。)
「今日はこれを読んであげるの。」と、
『すごいね、みんなの通学路』という本を国語の時間の始まりに読み聞かせしていました。
5・6年教室では、月曜日の恵楓園見学をひかえた5年生の事前学習と背中合わせに、
6年生が再び、修学旅行で出会った方の顔やお話を思い浮かべながら、「平和」のイメージマップ作りをしていました。
書き出されたワードを見て、5年生から渡ってきた先生が、6年生に問いかけます。
社会で起きていることと、自分の身近であっていることが少しつながっていないかな?
自分の価値観だけで見ていないかな?考えていないかな?隣の人はどう感じているかな?
意識した本のセレクト、問いかけに、子どもの意識が広げられています。