夏休みの「すやすや ぐっすり睡眠デー」のコメントに感動
夏休みは学校から離れて様々な体験ができるチャンスが増えるとともに、生活リズムが崩れてしまうことが懸念される期間でもあります。そこで夏休みに入る前に養護教諭から「夏休みのすやすやぐっすり睡眠デー」の記録シートを配付しました。この取組は、崩れかかった生活リズムがひどくなる前にリセットする目的で、あらかじめ夏休み中の3日間を各自で選んでおき、「寝た時刻」と「起きた時刻」、「朝の目覚めスッキリ度」を記録するものです。
集計の結果、目安としていた就寝時刻を大半の子が守ることができていました。このシートには保護者の皆様からコメントを書いていただいたのですが、すべてを読ませていただいて大変感動しました。
多かったのが「夏休み中も早寝早起きができていました。」というコメントで、シートに記録する3日間だけではなく、休みの間ずっと早寝早起きを心がけることができていたことが伺えます。さらに「この3日間は特に気合が入っていて、積極的に取り組む姿勢がいいなと思いました。」や「学童保育に間に合うように、早く起きることができた」、「早く起きれば早く眠れた」「朝ごはんもしっかり食べていた」もありました。
わずかに「時間の使い方を考えて欲しい」「だらだら生活していました」のコメントもありましたが、どのご家庭も生活リズムが崩れないように配慮してくださっていることが感じられました。素晴らしいと思います。
中には「私がコロナになった時、暑い中、保冷バッグに保冷剤を入れて買い物に行き、お昼ご飯を作っていました。洗濯もしてくれました。自分ができることを言考え、行動できていて嬉しかったです。」のコメントがあり、涙が出ました。校訓「気づき 考え 行動」が浸透しているのでしょう。
この集計は全職員で共有しました。ご家庭での子育てへの熱意を改めて感じ、我々もさらに頑張っていこうという気持ちが高まりました。
ちなみに全国学力・学習状況調査の正答率と、睡眠時間等の生活リズムの状況との関連についてデータが蓄積されていますが、就寝時刻と睡眠時間が適切である子達ほど正答率が高いことが明らかになっています。
また、スマホなどのメディア利用時間が少ない子達も正答率が高いようです。9月には町内全ての学校で「元気度チェック」を行います。メディアの利用についてご家庭で考えていただき、9日(月)~13日(金)の利用状況と就寝時刻を記録していただきます。本校児童についても利用時間が長いことを心配しています。このチェックを改善のきっかけとして活用してください。