武小日記

校長室ブログ

学校生活の様子(11月第4週)

11月24日(金) 手をきれいに洗おう!

現在、養護教諭の免許取得のために、約1ヶ月教育実習生が本校で学んでいます。本日、その教育実習生が1年生に保健指導を行うということで、参観させてもらいました。本時のねらいは、「手洗いの大切さを考えよう」でした。子どもたちには、日々担任から手洗いの大切さを話していますし、子どもたちも分かっているのですが、なかなか上手に洗えていないという実態もあります。実際に手洗いの実験をしながら、どこの汚れが十分洗えていないのかを視覚的に確かめる授業でした。一生懸命手を洗った後に、ブラックライトに照らして洗えていない部分を確かめましたが、指の間や指先、手首に汚れが残っていることが分かると、「わーっ、汚れが落ちてない。」という声が聞こえてきました。しっかり手を洗うことの大切さと洗い方については、みんなが理解できたようでした。授業の後に教育実習生と話をしましたが、「緊張したけれど、もっとこうすればよかったと思うところがあります。とても勉強になりました。」という意見が返ってきました。実習期間も残り少なくなりましたが、子どもたちとより多く触れあいながら、多くのことを学んでほしいと思います。
  

11月22日(水) 人権教育公開授業研究会

午後から町内の小学校の先生方全員本校に集まり、全員研修(人権教育に関わる公開授業及び授業研究会)を実施しました。低学年、中学年、高学年の3つの公開授業を計画し、前期後半から授業づくりを行ってきました。低学年で公開を予定していた学級が、インフルエンザの流行により学級閉鎖となったため、2つの学年の授業を公開しました。授業の様子を見て回りましたが、参観された先生方や協力者の先生から、子どもたちがしっかりと自分を見つめ、考えながら発表する姿を褒めていただきました。また、教師自身が自分を語ることの大切さを、授業者から教えられました。
本校の学級経営の基盤に、「人権教育を根底に据えた教育活動の推進」を掲げています。本日参加していただいた先生方からのご意見を真摯に受け止め、見えてきた成果と課題を整理し直し、本校が大切に受け継いできた人権教育の取組を進めていきたいと思います。そのためにも、私たち教職員一人ひとりが、日々人権感覚を磨く努力を行っていかねばならないと思いました。
  

11月21日(火) 「なかよしフェスタ」に参加して

午前中に武蔵ヶ丘中学校区特別支援学級学習成果発表会「なかよしフェスタ」が行われ、本校の子どもたちも参加しました。各学校のブースで、この日のために時間をかけて作ってきた販売物やゲームを紹介し合いながら、他校の子どもたちと交流を深めました。事前にどのようなものを作っているかは知っていましたが、ブースに並べられたものを見ると、本当によく出来ていて、素晴らしいと感じました。また、誰でも楽しめるゲームは、プログラミングを使って自分たちで作ったものであり、大変驚きました。本校のブースを訪れた子どもたちも、笑顔で楽しんでいましたし、何よりも本校の子どもたちのうれしそうな表情が印象的でした。開会式や閉会式で代表発表した子もいましたが、練習の成果を発揮し、堂々と発表してくれて、一人ひとりの子どもたちの大きな成長を感じました。他校の友だちも出来たようですし、この経験を自信に変えて、これからの学校生活に生かしていってほしいと思います。子どもたちの頑張っている姿と笑顔に、たくさんの感動をもらいました。ありがとうございました。

11月20日(月) ほめられてしまいました

いつものように、いつもの場所で朝から登校指導をしながら、子どもたちを迎えていました。今朝も大変冷え込み、子どもたちも寒そうに歩いてきていましたが、多くの子どもたちが元気にあいさつをしてくれました。お休み中の出来事や今日楽しみにしていることなどを話してくれる子もいますが、一人の子がこんなことを話してくれました。「校長先生、すごいですね。寒い中に30分ぐらい立っていますね。」この言葉を聞いて、本当にうれしくなりましたし、心が温かくなりました。「ほめられる」ということは、こんなにも相手を元気にするものかと、改めて子どもから教えてもらった気がしました。私も負けずに、262人の子どもたちのもつ素晴らしいところ今まで以上に見つけ、しっかりとほめていきたいと思います。

学校生活の様子(11月3週)

11月17日(金) 身近な環境に目を向けて

熊本県環境立県推進課から講師をお迎えし、4年生を対象に「くまもと環境出前講座」を行いました。本日の講座のテーマは、「水」でした。熊本県の生活用水の約8割は地下水と言われるほど水資源に恵まれています。地下水に恵まれているからこそ、水があることが当たり前になってしまい、生活用水を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。水は、限りある資源です。日頃から無駄なく、大切に使っていくことが必要だと考えます。
本日の出前授業では、地球上で淡水がいかに重要であるか、また熊本の水資源の素晴らしさを子どもたちに伝えられました。さらに、パックテストを使って、どのような場面で水を汚してしまっているかを実験しました。
今回の出前講座をきっかけに、日頃の自分の水の使い方について関心を持ち、考えながら水を使っていってほしいと思います。

11月16日(木) 来年4月を楽しみに

次年度、本校に入学予定の子どものたちの就学時健康診断を行いました。子どもたちの様子を見ていましたが、最初は緊張もあったようですが、それも徐々にほぐれ、検診終了後は元気に体育館を走り回る姿も見られました。子どもたちが検診を行っている間、保護者の方々には本校の取組等について説明しました。また、入学前に準備していただきたいことを説明しました。
あいさつでも話しましたが、4ヶ月少々で入学式を迎えます。子どもたちも保護者の方々も、その日を楽しみにしていることでしょう。来年度入学してくる子どもたちも、安全で安心して学校生活を送ることが出来るよう、職員一同力を合わせて準備していきたいと思います。寒い中での就学時健康診断でしたが、保護者の皆さまにもご協力いただき、ありがとうございました。

11月14日(火) 委員会活動が活発です

児童会活動として、5・6年生の子どもたちが10種類の委員会に分かれ、それぞれの委員会が「学校全体に必要な」「学校全体の役に立つ」「学校全体が楽しくなる」活動を見つけ、提案し、実行してくれています。今朝は、運営委員会の子どもたちが正門で「あいさつ運動」を行っていました。本校の児童会キャラクターである「ムサシくん」の着ぐるみを着ている子もいて、多くの子どもたちが集まってあいさつを交わしていました。昨日は、運営委員会主催で希望者を集め、昼休みの「お昼寝」の時間を計画していました。昼休みは、環境・ボランティア委員会の呼びかけで「草とりンピック」が行われていました。先週は、運動委員会が「学級対抗ドッチビー大会」を計画し、大変盛り上がりました。人権委員会は、12月2日(土)に行われる「町人権子ども集会」への呼びかけやポスターづくりを頑張っています。すべてを書き出すとなるときりがないのですが、どの委員会の子どもたちも、朝や給食時間、昼休みと自分たちで考え、主体的に行動してくれていることをうれしく感じます。委員会の子どもたちの活躍の様子については、今後もこの「校長ブログ」に書いていきたいと思います。

11月13日(月) 寒い朝でした!

今朝は、この本年度一番の寒さとなりました。いつものように、いつもの場所で登校してくる子どもたちを待っていましたが、「寒い!」という言葉を何度も口にしてしまいました。いつも自転車で通学する高校生も、白い息を吐きながら坂道を上っていました。
子どもたちの服装も、一気に冬バージョンに替わりました。つい先日までポロシャツで登校する子がたくさんいましたが、今日は防寒対策でジャンバーをはおったり、マフラーで顔を覆ったりしてくる子もいました。しかし、「おはようございます」のあいさつは、いつものように声を出してくれました。
登校した後は、いつものように運動場で元気に走り回り、体を温めている子どもたちもたくさんいました。
これからますます寒い日が増えてきます。寒さに負けず、元気に過ごしてほしいと願っています。私も寒さに負けず、毎朝子どもたちと元気にあいさつを交わしたいと思います。

学校生活の様子(11月2週)

11月9日(木) 初めてのオープンスクール

本校で初めてのオープンスクールを計画したところ、たくさんの保護者の方々に参観していただき、ありがとうございました。オープンスクールは、日頃の教育活動を保護者の方々に自由に参観いただき、学校とご家庭・地域との連携をより深めることを目的として行いました。授業参観のように担任による授業だけでなく、専科の授業もありました。校内の様子を見て回っていると、「理科室はどこですか。」「音楽室を探していますが・・・。」等、尋ねられました。いつもの授業参観では、行われる教科がある程度決まってしまいますが、様々な場所で、色々な教科を学習する子どもたちの姿を見ていただきました。2時間続きで参観していただきましたので、ゆっくりとご覧いただけたことでしょう。多少緊張している子どもたちもいたようですが、楽しく学習を進めていたようでした。

11月7日(火) 50周年を記念して・・・・

本校は創立50周年を迎えましたが、全校児童及び職員で記念の航空写真撮影を行いました。このように大規模な写真撮影は節目の年にしか撮りませんので、子どもたちにとっても幸せなことだと思います。航空写真といえば、以前は小型飛行機が飛んできて撮影されていました。しかし、現代の航空写真は、ドローンで撮影されています。ドローンが上空高く飛んでいく様子を見て、子どもたちも大興奮でした。また、どんな写真が撮れたのかも、その場で確認することが出来ます。改めて、時代の変化を感じたところです。その後、体育館で記念の学級写真の撮影もありました。
今回の航空写真は、パネルで学校内に掲示しますし、写真や校歌の入ったクリアファイルも配られる予定です。みんなで力を合わせて本校の校章を描きました。完成した写真が学校に届き、多くの方々に見ていただく日が待ち遠しいです。

11月6日(月) 学力充実タイム

本日、全学年一斉に「学力充実タイム」という取組を行いました。本日は国語の問題に挑戦しましたが、ミニプリントを何種類か印刷してありました。すべての教室を見て回りましたが、どの学年の子どもたちも、一生懸命問題に向かう姿が見られました。問題を解く様子を見ていると、「校長先生、分かりません。」と聞いてくる子がいたので、ヒントを出しながら一緒に考えました。担任の先生に見てもらうために、長い列が出来ている教室もありました。本校の児童に育てたい資質・能力に「やり抜く力」があります。難しい問題もあるとは思いますが、自分の力でしっかり考え、正解したときの達成感を味わいながら、一人ひとりが力を付けていってほしいと思います。

学校生活の様子(10月第5週~11月第1週)

11月2日(木) 災害に備えて・・・・

本日、菊陽町では緊急地震速報訓練が行われました。防災行政無線から訓練放送が10時頃に流れるということでしたので、各学年で放送に合わせて教室内で対応するよう考えていました。子どもたちの様子を見るために、校内を回っていましたが、残念ながら、訓練放送が校内にまでよく聞こえなかったので、タイミングがずれてしまったようです。教室では、地震避難訓練の時の様子を思い出させながら、校内放送を静かに聞くことやどんな行動が必要かを確認していました。これも大切な勉強だと感じました。
災害は、いつ起こるか分かりません。自分の命、そして身近な人たちの命を守るために、もしもの時にどのように行動するかを学校でも、そして家庭でも話し合っておくことが必要でしょう。

11月1日(水) たくさん おいもが とれました

低学年の学級園でさつまいもを育てていましたが、いよいよ収穫の時期を迎えました。1年生が収穫すると聞いていたので、様子を見に行きました。さつまいもの蔓を一輪車で運んでいましたが、なかなか思うように運ぶことができない様子が見えたので、軍手を握りしめて応援することにしました。蔓を運び終わると、いよいよさつまいもを掘り始めました。悪戦苦闘しながらも、たくさんの芋を収穫することができました。「いもがいっぱいついています。」「見てください。大きいいもがとれました。」と、子どもたちの喜びの声がたくさん聞こえてきました。予想以上にたくさんのさつまいもが収穫できたので、用意したビニール袋にたくさん詰めて、家に持ち帰りました。土と親しみながら過ごした1時間は、子どもたちにとって、また私にとっても楽しい時間でした。
  

10月30日(月) 毛筆指導 ありがとうございました!

3~4時間目に、地域の方の協力を得て、3年生の毛筆指導を行っていただきました。「つり」という文字を練習しましたが、半紙の中心や上下のバランス、筆の運び方等について専門的に指導していただきました。以前勤務していた学校でも毛筆指導を行っていただいたことがありますが、書き方のポイントをわかりやすく説明していただくので、どんどん上達ことを思い出します。また、教える側の私自身も、大変勉強になりました。本校には毎年来ていただいているとのことでしたが、今後もお願いしていきたいと思います。地域の方を紹介していただいている地域学校協働活動推進員の方にも、心から感謝しています。
  

学校生活の様子(10月第4週)

10月27日(金) 給食試食会

PTA給食委員会の方々の企画で、給食試食会が行われました。30人以上の保護者の方々に参加いただき、本校自慢の給食を食べていただき、感想をいただきました。また、子どもたちが給食の準備をしている様子や美味しく食べている様子も見ていただきました。廊下側からではありましたが、子どもたちが美味しそうに給食を食べている姿を見られ、安心していただけたのではないかと思います。また、本校の学校栄養職員から給食を作る流れや衛生管理等について説明しました。徹底した衛生管理の様子をスライドで見ていただいたところ、「感動しました」というご意見が多数ありました。参加された保護者の方々からいただいた意見を元に、今後も学校でできる食育に励んでいきたいと思います。
 

10月26日(木) 「行ってきます!」

本日から明日までの2日間、5年生が集団宿泊教室に出かけました。朝早くから子どもたちは出発を待ちきれない様子で、元気な声が響いていました。早く登校した子どもは、わざわざ校長室前に来て、元気な声で「おはようございます!」と挨拶してくれました。出発式の様子を見ていましたが、事前に考えた5年生の目標を声に出しながら確かめていて、素晴らしいと感じました。バスに乗り込むときも、みんな元気に「行ってきます!」と言ってくれました。同行した先生から連絡がありましたが、やる気に満ちた立派な態度で活動に臨んでいると聞き、さらにうれしくなりました。自然体験学習が中心の2日間となりますが、友達とのきずなを深め、思い出に残る宿泊教室にしてほしいと願っています。

10月24日(火) たくさんの方々が来校されました

本日は、熊本県教育委員会の学校訪問と言うことで、熊本県教育長をはじめ14名の方々が来校され、本校の教育活動の様子を見てくださいました。子どもたちには話していませんでしたので、驚いた子もいたかもしれません。また、全ての学級を見られたわけではないので、多くの方々が来校されたことを知らなかった子もいたことでしょう。
本校の教育活動の様子を見て、「元気ですね。」や「すごいですね。」といった言葉をかけていただきました。その後、本校が力を入れて取り組んでいる多文化共生教育について説明しました。様々な視点から意見や感想をいただき、今後の学校経営に生かしていきたいと感じました。本校にとって、大変貴重な一日となりました。

10月23日(月) 収穫できてよかったです!

本日、5年生が地域の方の協力を受けながら育てていた米の稲刈りを行いました。本当は先週の金曜日に行う予定でしたが、天候不良のために本日に延期していました。今年の夏は稲の生育を脅かすほどの猛暑が続き、無事に収穫できるだろうかと心配しました。また、害虫の被害を心配した時期もあり、無事に収穫の日を迎えることができて、ほっとしました。稲刈りをこれまでに経験したことのある子、初めて経験する子といましたが、それぞれが自分たちの育てた稲を丁寧に刈り取っていました。運ぶ際に落ちてしまった稲穂も、「もったいない。」と言いながら集める子もいました。稲刈りをした後に、お世話になった地域の方に子どもたちが感想を伝えていました。10日ほど干した後、脱穀、そして精米と作業は続きましが、子どもたちの表情から達成感が伝わってきました。