校長室ブログ
学校生活の様子(6月第3週)
6月16日(金) 地域の方の力を借りて・・・
地域学校協働活動の取組として、地域の方にお手伝いしていただきながら、5年生が米作りに挑戦します。本日は、みんなで田植えを行いました。田作りからお世話になっている方に植え方を教わり、田んぼの中に入っていきました。裸足で田に入り、なかなか経験できない土の感触を直に確かめているようでした。「何だかヌルヌルする!」「気持ちいい」といった声が聞かれました。最初は苗を分けることにも苦戦していましたが、だんだん上手に植えることができるようになりました。
ほとんどの子どもたちが初めて経験したようですが、こういう生命を育てるという体験が、子どもたちの心を成長させてくれると考えています。これからもアドバイスをもらいながら、水の管理や除草、観察等を重ね、しっかり育てていきたいと思います。
6月15日(木) 計算名人になれるかな?
1年生の教室前を通ると、算数の授業が行われていました。子どもたち全員が、一生懸命スキルに取り組み、担任の先生から○をもらっていました。それぞれの机を回ると、○をもらったページを見せてくれました。みんながたし算の計算をすらすら解いている様子を見て、感動しました。中には「簡単だ!」と言いいながら、計算に夢中で取り組んでいる子もいました。計算の勉強が始まり、今がとても楽しいときかもしれません。この調子で計算に興味をもち、計算名人になってほしいですね。
6月14日(水) 誰かが見ていなくても
朝からいつものように子どもたちの登校指導をしていると、身支度が遅くなったのか、1年生が一人で歩いてくる姿が見えました。「一人で大丈夫かな」と思いながら見守っていると、信号機がある場所では、きちんと待機場所で待つことができていました。歩行者信号が青になると、左右を確認し、きちんと手を挙げて渡っていました。それだけでもすごいことですが、私の近くに来ると、大きな声で「おはようございます。」と自分から挨拶してくれました。誰から言われたわけでもなく、自分一人できちんと出てている様子に感動して、思わず「すごいです。100点です。」と言葉をかけると、ニコッと笑顔を返してくれました。
一人の1年生のすがすがしい姿から、私自身が多くのことを教えられた気持ちになりました。
6月12日(月) いよいよ水泳指導が始まります
今週は、プール開き週間としていて、どの学年も水泳指導がスタートします。早速、5時間目に6年生がプール開きを行いました。水泳指導を始めるにあたり、私から話をする時間を設けてもらいました。子どもたちには、3つの内容で話をしました。一つ目は、自校のプールで学べることへ感謝の気持ちをもって学習に取り組んでほしいと話しました。二つ目は、一人一人が自分の目標をもち、その達成に向けて努力してほしいと伝えました。そして三つ目は、自分の命、そして友だちの命を大切にしながら学習に望んでほしいとお願いしました。
子どもたちの安全を最優先に考え、水泳指導を進めていきたいと思います。
学校生活の様子(6月第2週)
6月9日(金) ご協力いただき、ありがとうございました
本日、地震避難訓練と保護者の方々への引き渡し訓練を行いました。地震避難訓練では、子どもたちも真剣に訓練に取り組んでいました。災害は、いつ身近に訪れるか分かりません。子どもたちには、「自分の命を大切にし、自分の命を守るための行動を考えよう」と伝えました。
引き続き行いました引き渡し訓練では、保護者の皆様にご協力いただき、スムーズに子どもたちを引き渡すことができました。引き渡しにかかる時間や手順等、改善点を職員間で共有し、実際の災害等へしっかりと対応できる方法を検討していきたいと思います。ありがとうござ合いました。
6月8日(木) 感動しました!
休み時間に校内を回っていたときのことです。2年生教室の前を通ると、一人の男の子がトイレのスリッパをきれいに並べてくれていました。ただ並べるだけでなく、床に膝をついて、一つ一つかかとの部分を揃え、丁寧に置いてくれていました。思わず「素晴らしいです。本当にありがとう。感動しましよ。」と声をかけました。
本校では、全学年で「靴のかかとそろえ」に取り組んでいます。「落ち着いた学校生活は、まず足下から見つめる」という考えで取り組んでいますが、1年生と6年生が校内№1を目指して競ってくれています。トイレのスリッパを並べてくれていた子も、こういう取組から気付き、行動してくれたのでしょう。本当にうれしい光景でした。ありがとうございました。
6月7日(水) 体力テスト
昨日までの雨が上がり、晴天となった本日、延期していた体力テストを行いました。朝から先生方との話合いが入っていたのですが、時間を見つけて子どもたちの様子を見て回りました。運動場では、ソフトボール投げが行われていました。ソフトボールを投げるという経験が少ないのか、上手く飛ばすことができず、苦戦していたようです。お手伝いをしてくれている子と一緒にボール拾いをさせてもらいました。「校長先生、野球選手みたいです。」と子どもたちに褒めてもらい、ちょっとうれしい気分になりました。子どもたちのがんばっている様子を身振り手振りで応援していると、「校長先生、次の話し合いの時間が来ました。」と教頭先生に呼ばれ、慌てて校長室に戻った次第です。
6月6日(火) 歴代の校長先生方に見守られながら
昼休みに、数人の子どもたちが、「校長先生、今までの校長先生の写真を見せてください。」と言って校長室を訪ねてきました。「写真を見るだけならいいですよ。」と返すと、うれしそうに入ってきました。校長室には、19人の歴代の校長先生方の写真が飾られています。その写真を見ながら、「校長先生は、初代と六代目の校長先生に似ていますね。」と話してくれました。また、「校長先生は、20番目の校長先生だ。」話していました。
本校は、今年で創立50年目を迎えます。第八代校長は、私が初任の時にお世話になった校長先生です。歴代の校長先生方の温かなまなざしに見守られ、伝統を受け継ぐ責任を感じながら、校長室で毎日仕事をさせてもらっています。
学校生活の様子(5月第5週)
6月2日(金) お世話になります!
5年生は、総合的な学習の時間で、米作りから自分と環境との関わりについて考えていく学習活動を計画しています。本日は、米作りでお世話になる地域の方をお迎えし、事前学習で疑問に思ったことや米作りの苦労などを聞き取る学習を行いました。「米の種類は、どのようにして決まっているのか」や「どの米が一番美味しいのか」など、子どもたちの投げかける難問にも、やさしく答えていただきました。今後、学校が使わせていただいている場所に田んぼを作って米作りと観察等を行っていきますが、興味が高まったようでした。
6月1日(木) 6年社会「震災復興の願いを実現する政治」
5時間目に授業の様子を見て回っていると、6年生で社会科の授業が行われていたので、しばらく見せてもらいました。東日本大震災の経験に学びながら、災害からの復旧に向けた国の取り組みを考えるという学習活動でした。その時ふと思ったのは、東日本大震災が発生したときに、今の6年生はまだ誕生していなかったということです。私自身は、今でも当時のことは鮮明に覚えているのですが、時の流れの速さを感じます。2016年の熊本地震についても、あまり覚えていないようでした。その当時の出来事を思い返しながら、改めて子どもたちに自分の命、そして他者の命を大切にする心や行動について語っていきたいと感じました。
5月30日(火) 1年算数「いろいろなかたち」
授業中の子どもたちの様子を見て回っていると、1年教室から歓声が聞こえたので、のぞいてみました。算数の「いろいろなかたち」の学習で、いろいろな形の空き箱を使った高さ比べの学習活動が行われていました。子どもたちなりに形を組み合わせながら、楽しそうに学習していました。一人の子が、「重い箱を下にすると、高く積んだときに崩れない。」という発見を発表し、その意見を生かしながら箱を組み直していました。子どもたちの笑顔が光る学習でした。
5月29日(月) おいもを植えます!
5時間目に、1年生が移植ごてを使って学級園をきれいにしていたので、見に行きました。みんな汗をかきながら、一生懸命がんばっていました。「何を作りますか?」と尋ねると、「おいもを作ります。」と返ってきました。1年生は、アサガオのお世話もがんばっていますので、きっと大きなカライモが収穫できることでしょう。中には、「校長先生、虫がいました。虫が大好きです。」と手のひらにのせてくれる子もいました。
学校生活の様子(5月第4週)
5月26日(金) 「何でいなかったんですか?」
本日、午前中に出張が入っていたため、運動会直前の全体練習に参加することができませんでした。出張を終えて学校に戻り、給食の様子を見て回ると、低学年の子どもたちが「校長先生、何で練習の時にいなかったんですか?」と聞いてくれました。その言葉を聞いて、心がジーンとしました。「今日はごめんなさい。明日の運動会で、みんなのかっこいい頑張りを期待しているよ。」と伝えると、ニコニコしていました。運動会の練習が始まった際に、子どもたちに「一生懸命がんばることがかっこいい」と伝えてきました。子どもたちのかっこいい姿がたくさん見られると思うと、明日の運動会が楽しみです。
5月23日(火) 学校が華やかになりました
本日、PTAの環境委員の方々が、正門周辺の花の植え替えを行われました。これまで春の花が植えてあり、水かけ等をしていたのですが、そろそろ厳しい上他愛になっていました。夕方からの作業でしたが、一気に夏の花々に変わり、学校が華やかになりました。これから大切に育てていきたいと思います。ありがとうございました。
5月22日(月) 熱が入ってきました!
今週の土曜日に、運動会を迎えます。運動会までの練習時間も少なくなってきて、どの学年も表現や団体競技の練習に熱が入ってきたように感じます。先週金曜日から全体練習も始まり、学校全体が運動会モードに切り替わったようです。各団の練習も始まり、朝から大きな声が聞こえてきます。運動会の練習の様子を見て回っていますが、一生懸命がんばっている子どもたちの姿を見かけると、心の底から応援したくなります。子どもたちと先生方で力を合わせ、心に残る運動会を作り上げたいと思います。
学校生活の様子(5月第3週)
5月19日(金) 「○と○で10です!」
1年生の教室の近くを通ると、「はい!」という元気な声が聞こえてきました。見に行くと、算数の授業で10がいくつといくつでできているかを紹介し合っていました。「3と7で10です。どうですか?」といった答えを元気よく発表していました。子どもたちがいろいろな組み合わせを意欲的に発表する姿を見て、大変うれしくなりました。担任の先生と数図ブロックを使いながら、一つ一つ確認していました。数の分解を理解することは、これからの計算に必要となってくる基本でもあります。何度も繰り返しながら、しっかり身に付けていってほしいと思います。
5月18日(木) いのちの素晴らしさを感じて
5年生の理科で「メダカの育ち方を調べよう」という授業が行われていました。卵からふ化したばかりのメダカを虫眼鏡で観察しながら、気付いたことを発表していました。「体に黒い点が見えます。」「尻尾の部分が透明です。」など、様々な気付きが出されていました。理科室の後方には顕微鏡が置いてあり、のぞいてみるとメダカのたまごを見ることができました。メダカのたまごを顕微鏡で観察するのは、久しぶりでした。間もなくふ化するのか、動いている様子が見えました。その様子を見ながら、改めていのちの誕生の素晴らしさを感じました。
5月17日(水) 6年生国語「筆者の論の進め方をとらえよう」
各学年の子どもたちの様子を見て回っていると、6年生で国語の授業が行われていました。教科書にある説明文を使って、筆者の論の進め方について自分の考えをまとめる学習でした。授業で使われていた説明文は、「序論→本論→結論」の大変わかりやすい文章の構成になっていて、子どもたちの興味を高める内容です。これまでも様々な説明文に触れてきていますし、これからも文字数の多い説明文を読んでいくことになるでしょう。文章の読み方が分かってくると、読むことが楽しくなってきますし、より多くの知識を得ることができます。学習を生かして、たくさんの読み物に出会ってほしいと思います。
5月15日(月) 昔のことを思い出しました
運動会まで、あと2週間となりました。どの学年も、表現やリレーなど、運動会に向けてた練習が本格的にスタートしたようです。5時間目に運動場を見ると、高学年の子どもたちが、表現の練習をしていました。「ソーラン節」を現代風にアレンジした曲に合わせて表現するようです。私が担任していた時も同様のものにチャレンジしたことがあり、大変懐かしく感じました。見ていると、ついつい体が動いてしまいます。子どもたちも、そして指導している先生方も、しばらくの間は筋肉痛になることでしょう。運動会当日、ダイナミックな踊りを見せてくれることを楽しみにしています。