水上学園ブログ

何を学んできましたか?

3年生が多良木町にあるスーパーマーケットへ社会科見学に出かけました。

子どもたちは、普段買い物で訪れる場所が、実はたくさんの学びの宝庫であることに気づいたようです。

今回の見学の主な目的は、身近な地域社会の仕組みや人々の生活との関わりを学ぶことです。

単に買い物をする場所としてではなく、様々な学習の視点から見ていきました。

 買い物だけじゃない!社会科の学習ポイント

  • 商品の旅を知る: 生産者からお店に届き、私たちの食卓に並ぶまでの「経済の仕組み」を学びました。
  • お店の工夫を発見: お客さんが気持ちよく買い物できるように、商品が工夫して並べられている様子や、お得なチラシの役割をじっくり観察しました。
  • 支えられている食生活: 自分たちの毎日の食事が、スーパーで働くたくさんの人々の努力によって成り立っていることを実感しました。

将来を考えるキャリア教育の視点 

  • 仕事の数々を知る: レジ係や品出し、惣菜作り、そしてお店全体をまとめる店長さんなど、スーパーにはたくさんの仕事があることを学びました。
  • 「働く」ことの意義: それぞれの仕事が、お客さんのためにどんな工夫をしているのかを知ることで、「働くこと」が社会や人の役に立つことだと実感したようです。
  • みんなでつくるお店: 一つのお店が、多くの人々の「協力」によって成り立っていることを知り、将来働く上での大切な力を育むきっかけになりました。

このように、社会科見学や修学旅行などは、社会の仕組みを理解する社会科の学習の側面と、将来の夢や働くことへの関心を育むキャリア教育の側面、両方から子どもたちの学びを深める貴重な機会であることがわかります。

2学期は他の学年でも、学校を離れて行う学習活動がたくさん計画されています。ぜひ社会全体を大きな学びのフィールドとして、子どもたちが様々な体験を通して大きく成長してくれることを願っています。

タグ 社会科見学