健康を大切にする意識
思春期検診が行われました。成長過程にある10代を対象に、身体的・精神的な健康状態を総合的に診察し、病気の予防や心身の不調の早期発見・早期治療を目指す健康診断のことです。保健福祉課の主催で、健診センターコスモからお越しいただき、希望した生徒が受診しました。
思春期は、身体の急激な成長だけでなく、心も大きく変化する時期です。そのような時期に、自分の体の変化を知りたいとか、具体的な身体の不調や悩みを相談したいとか、心の問題や精神的な悩みを相談したいとか、それぞれの思いを持って受診したと思います。しかし何よりも、こうした検診を積極的に受けることは、「健康への関心を高める」ことにつながります。自分の心や体の状態に目を向けるきっかけになり、検診後のアドバイスをもとに、睡眠や食事、運動といった生活習慣を見直そうという意識が芽生えることも期待されます。
人生100年時代と言われる現代。その長い人生を健康に生きるための土台は、まさに成長過程にある今、築かれるものだと思います。みんなで、自分の健康を大切にする意識を高めて生活していきたいですね。今回の検診が、生徒一人ひとりが自分の心と体に向き合い、健やかな未来へとつながる大切な一歩となることを願っています。明るく・楽しく・元気な水上学園ですから。