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12+2×3

今日は、12+2×3が何を表しているかを考えてもらいました。ある子どもは単純に「12こと、2を3こ合わせた数」と表現しました。またある子はもっと具体的に「12こあめを持っていて、2円のあめを3こ買った」というお話をしてくれました。それに続き「12円もっていて、3人から2円ずつもらった」という話も出てきました。一見、どれも12+2×3の式にできそうですが、しばらくしてから、「答えが違ってくる」という声。どういうことか、くわしく話をさせていくと、2円のあめを3こ買うと2×3=6円だけど、個数は3個だから、元々あった12こと合わせると15個ということでした。代金として考えると、2円のあめが12個あったのだから、2×12=24円。そして2円のあめ3個買い足すのだから、24円+2円×3個ということで、全部で30円になるという意見もでました。これらのことから、個数と円など単位の異なるものは足すことはできないということが分かったようでした。