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防災と命の授業

3月11日は、宮城県から「防災と命の授業」をリモートで受けました。

熊本日日新聞の方から取材を受けました。

子どもたちの感想

○ 昔の大川小の周りは町があって、子どもたちが走り回ってたけど、2011年の大地しんで子どもたちがなくなって、悲しいと思いました。もし地しんがなかったら、今でも子どもたちが走り回っていたかもしれないと思いました。

○ ぼくは、東日本大しんさいで、たくさんの子どもがなくなったのが悲しいです。そして、そのお母さんたちには、心にきずがついたと思いました。自分はその震災にはあっていません。でも、震災にあっていなくても、ひどく悲しい災害なのは分かります。そして、この震災で分かったことは、本気で人の命を守ることが大切だと思いました。そして、自分の命だけでなく、周りの人の命を助けていこうと思いました。

○ わたしは、災害でたくさんの子どもたちや先生が亡くなってとてもかわいそうだと思いました。どうして山に登らなかったのか、どうして橋のほうまで行ったのか、山に登っていたら、たくさんの子どもたちや先生が助かったと思います。でも、ここまでつなみがくるとは思っていなかったそうで、山に登らなくていいと思い、登らなかったんだと思います。大きな災害が起きてもパニックにならないように訓練すると、そういうことが起きないと思いました。

○ 黙とうをしたときに考えたことは、10年前のこの時間がとてもつらく、たいへんな思いをされていた方が多くいらっしゃるのかということです。そして、自分が大きな災害にあったら、落ち着いてひなんしようと思いました。また、災害が起きた後は、落ち込むのではなく、女川の人たちみたいに、前向きにいくのがいいことだと思いました。

○ ぼくは、女川で亡くなった人に、やすらかにおねむりくださいと思いながら、黙とうしていました。ほかにも、ここに生きているということは、幸せなのかなとかを思っていました。

○「女川は流されたんじゃない。新しい女川に生まれ変わるんだ」は、心に残る言葉だと思いました。

○ わたしが黙とうをしながら考えたことは、もうこのような災害は起きてほしくないということです。東日本大震災の津波で、たくさんの方が亡くなってしまって、悲しい気持ちになりました。氷川町では、津波は起きないと思っているけれど、仕事で氷川町と違うところで仕事をすると思っているから、その場所で、地震や津波が起きやすくても起きにくくても、対さくはしようと思いました。

○ わたしは、今日黙とうしながら地震や津波などの災害は起きてほしくないと思いました。でも、災害が起きないことはありません。災害は、たくさんの人々の命をなくして、その家族の心をきずつけます。他の人が悲しんでいると、自分まで「あの人の家族や友だちが災害にまきこまれたんだな」と思い、つらくなります。だから、災害が起きたときに、どこへ逃げたらいいのかや、何をすればいいかを前もって考えておくことが大切だと思いました。