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いちばん体長がのびたのはどれか

イルカが1mから4mへ、クジラが3mから6mへ、ジンベイザメが3mから9mへと成長したとして、どれがいちばん体長が伸びたのかな?という問題を設定してみました。すると、子どもたちはいろいろ考えた末に、ジンベイザメが一番伸びたという子どもたち(12人くらい)と、イルカが一番伸びたと言う子どもたち(10人くらい)に分かれました。それぞれの言い分を聞いてみると、ジンベイザメが一番だとしたグループは、それぞれ引き算で何m伸びたのかを計算して比較していました。そうすると、イルカ(4-1で3mの伸び)、クジラ(6-3で3mの伸び)、ジンベイザメ(9-3で6mの伸び)ということで、ジンベイザメが6mで一番伸びたということだそうです。一方、イルカが一番だとしたグループは、それぞれもとの何倍になっているかを計算して比べていました。つまり、イルカ(4÷1で4倍)、クジラ(6÷3で2倍)、ジンベイザメ(9÷3で3倍)ということで、イルカはもとの4倍になっているから一番伸びているということでした。子どもたちは、自然に割合を使った比較方法も使っているようでした。子どもたちの説明では、線分図などを使うなど、相手に自分の考えを伝えようとがんばっている様子が見られました。お互いの主張をぶつけ合うなど白熱した話し合いとなりました(^。^)