ブログ

小数

今日はマラソンの距離42.195kmは何mかを考えてみました。

ある子はこう考えました。

1km=1000mだから、kmをmにかえるには1000倍するといい。

1000倍するとは0を3つプラスすることだから

答えは「42195000」になる。

この子は、以前学習した12×1000=12000という概念を使って今日の課題を解決しようとしていたのでした。学習したことを活用しているところがとても素敵だなと思ってほっこりしていたら、他の子から「なんか違う」との発言。「じゃあ、どこがちがうの?」と問い返したら「…」。あれれ。どこがおかしいかをだれも指摘できない?子どもたちは、10倍、100倍…とは、0を書き加えることだと思い込んでいたようです。そこで、基本に立ち返って、0を書き加えるということは、十進位取り記数法ではどのような意味を持つのか尋ねたところ、ちゃんと「10倍すると位が1つ上がり、100倍すると位が2つ上がる…」という返答が返ってきました。すると、小数においては、10倍、100倍…するということは、0を書き加える結果にはならず、小数点が移動する結果になることを確認しました。

今日は、以前の学習を活かして誤概念を出してくれた子に感謝です。おかげで、おもしろいお話になりました。(^_^)

明日から4連休。熱中症に気をつけて、楽しくすごしてほしいと思います。