学校の沿革
校区の概要

山鹿市鹿本町は、熊本市より北方26㎞の所に位置し、国道325号線が中央を貫き、町の中心部に本校校区が位置している。
 この地は、県下最初の内閣総理大臣清浦奎吾氏や本県知事蒲島郁夫氏の生誕地でもあり、古くから文教・産業・経済のセンター的役割を果たしてきた。校区の中央を東西に国道325号線が貫き、国道の南側は来民商店街を中心とする町部が、北側には御宇田の森や水田が広がる農村部になっている。町部では、特産品である来民うちわが有名であり、農村部では歴史ある御宇田井出や数多くの史跡や文化財を有している。

平成17年1月に山鹿市になり、市の教育ビジョンである「まほろば創生」の実現に向け、農村部と町部が調和し、生き生きと発展する市づくりに励んでいる。特に、教育については熱心で、全市民を挙げて鋭意努力している。

子どもたちは元気で明るく、あいさつ運動や始業前のボランティア活動にがんばっている。学習面では、少人数指導・TT指導や学力充実の時間の取組で、基礎的基本的事項が身についてきている。本年度は、地域の教育力を活用する「学校応援団」をつくる予定である。体力面では運動能力向上のために、ランRUNタイム、全校体育を朝の活動に設定したり、昼休みに外遊びを奨励したりして、日常的に運動に親しむ習慣をつけさせている。

人間尊重の精神を基盤に、教育の根幹に人権教育を据え、子どもにしっかりと寄り添い、一人一人を大切にした教育に努めていく。そして、来民小学校の伝統と故郷を大切にし、「かもとの心」・「来民の心」に込められた願いや熱き思いを受け止め、活力ある教育活動を推進している。