学級通信から

ある学級の担任が学級通信に掲載した文章です。

 

 復興支援で私の地元に来てくださるトランぺッターの方がいます。先日、その方のコンサートに行きました。観客参加型のアットホームなコンサートだったのですが、その中で即興演奏が披露されました。観客が好きな音(ドレミ・・・)を3つ選び、そのコードを使って作曲され、そして、観客のお一人が「球磨川」と曲名を付けられました。実際に演奏された曲は、‘‘清流‘‘を思わせる、とても穏やかな曲想でした。人吉球磨のシンボルでもある球磨川がこんなにも素敵に表現されるなんて・・・感動するとともに元気をもらえたひと時でした。

 先週の日曜日は、「囁きの河」という映画を観に行きました。大きなスクリーンに球磨村の風景も映し出され、‘‘あ、あの場所かな‘‘といろいろ思いを巡らせながら鑑賞させてもらいました。

 7月4日、あの水害から5年が経ちます。忘れてはならない大切な日です。

 これからも球磨川は大海へと流れていきます。

 

 令和2年7月豪雨災害から明日で5年です。一人ひとりが当時を振り返り、前に進んでいきます。