日誌

11月28日の給食

今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、さつま汁、魚のレモン酢漬け、白菜こんぶあえです。

ぱくぱくだよりには、さつま汁でだしをとっているということで、うま味のことが詳しくかかれていました。

日本では古くから料理に昆布からとった、“だし”が使われてきました。昆布においしさの素があると、人々は経験によって知っていたのです。1908年、これに注目した東京帝国大学の池田菊苗博士は、昆布だしの味の正体を明らかにする研究をはじめました。そして昆布から「イノシン酸」と取り出すことに成功します。そしてその味を「うま味」と名付けました。

そののち、かつお節には「イノシン酸」、干しシイタケには「グアニル酸」といううま味成分が発見されます。

学校給食では、顆粒だしはいっさい使わず、昆布や煮干しからだしをとるところから調理が始まります。

写真は、あえ物の野菜をゆでているところです。中心部分まで火が通っているか、温度計を差し込んで測り確かめているところです。