日誌

命の海プロジェクト

 9月、海に投げ入れたアマモ団子は、今どうなっているのでしょうか?

 市役所の方々が来校され、これまでの学習のおさらいとアマモの生育状況等を説明されました。

 なんと、こんなに大きく生長していました!

 お話によると、アマモが出す酸素量は、結構多いということがわかりました。すごいですよね。最後に、「ハチドリのしずく」というお話をされました。森が火事になり、動物たちは一目散に逃げていきます。しかし、ハチドリはくちばしに水をくわえて一滴ずつ落としていくのです。まわりの動物たちからは、「そんなことしてなんになるのさ」と言われてしまいますが、ハチドリは「自分にできることをやるだけさ」と答えます。

 このアマモの活動も同じで、一人一人の力は小さいけれど、繰り返し根気強く続ければ、上天草の海の環境保全につながっていくのだと教えていただきました。子供たちも、自分たちの海を自分たちで守っていかなければと改めて考えたようでした。