南っ子のキラリ!体育の授業編
今週の学級通信の中に、担任からの心温まるコメント(記事)を見つけましたので紹介します!
(学級通信より抜粋)
友だちパワーに感激!
子どもたちと過ごしていると、日常の中に感動があります。
先週まで体育で鉄棒運動に取り組んでいました。慣れの運動を行った後は、逆上がり練習チームと膝掛け回りや支持回転練習チームに分かれて活動しました。
逆上がりチームは補助具を使っての練習から始め、スムーズに出来るようになったら、補助具なしで挑戦するようにしていました。補助具なしで練習している子どもたちを見ていると、「おしい!もう少し!」ということがよくありました。
「あと少し!」という子どもたちの力となったのが、友達からの応援でした。授業の最後に、「あと少しでできそうだから、みんなの前でやってもらうよ。」と話すと、自然と「がんばれ!」「おしい!」など、みんなから応援の声があがります。その応援に後押しされ、7人が初めての逆上がりに成功しました。
鉄棒学習の最終日。あと少し!という子どもが2人いました。「最後にみんなの前でやってみよう。」と声をかけると、それを聞いていた誰かが「よし!友達パワーだ。」とつぶやきました。そして、「○○くん、がんばあれ。○○くん、がんばあれ!」と応援が始まりました。ちょうど、前年度担任の先生も、運動場でその様子を見守ってくださっていました。そして、応援に後押しされて、2人とも逆上がりに成功しました。みんなで大喜びしました。
逆上がりに限らず、本人のできるようになりたいという強い意志、できるようになっていく友達を見ていて、よし自分も!と思う気持ち、そして、周りからの応援が合わさると、それは大きなパワーとなるのだと思います。
これからも、互いに高め合える関係であり続けてほしいと願います。
(校長より)
子供たちの力って、本当にすごいです!同時に、このクラスの前向きで温かい雰囲気がとても素敵に感じました。「友だちパワー」に背中を押され、今まで、あと少し!のところまできている2人が、なんと最後の最後に逆上がりが出来るようになりました。きっと、この日の出来事は、一生忘れないと思います。応援してくれた子どもたちも、自分のことのように嬉しかったはずです。読んでて涙が出そうでした。感動をありがとう!これからも、励まし合い、支え合いながら楽しい学校生活を送ってほしいです。