人権感覚を磨きます!
人権について、子供たちに話す時によく紹介する詩があります。それは、金子みすゞさんの「わたしと小鳥と鈴と」という詩です。
わたしと小鳥と鈴と
わたしが両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、地面をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴はわたしのように、たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。
子供たちは、みんな一人一人がよさをもっています。そのよさとは、「あいさつが上手」だったり、「走るのが速い」ことだったり「運動は苦手だが読書だけは誰よりも好き」だったり・・・・
それが、その子供がもっている「よさ」であり、人それぞれ「みんなちがってみんないい」と思っています。違いがあるからこそ、それぞれが輝いて見えると思うからです。自分のよさに気づき、友達のよさも見付けられる、そんな子供でいっぱいの南校にしていきたいです。
本校では、2月を人権月間に位置づけて、学級の様々な人権課題の解決に向けて取り組んでいく予定です。子供も教師も、人権感覚を磨き、「気づき、判断、行動する!」を合い言葉に頑張っていきます。