益城町立 広安西小学校
2020年5月の記事一覧
心と体のサポート授業②
4月28日の登校日に各学級で心とからだのサポート授業を行いました。コロナウイルスやその予防法を正しく知り、心の体の健康を守るためのものです。詳しくは「心と体のサポート授業①」のページをご覧ください。
授業にあわせて「心と体のチェックリスト」(アンケート)も実施しました。この結果は今後の学校での取組や健康相談などに活用する予定です。
子どもたちの感想には「てあらいをがんばりたいです」「生活リズムを整えようと思った」「早くコロナウイルスがおさまってほしい」などがありました。
まだしばらく休校が続きます。おうちでも「眠りのためのリラックス」や「イメージ呼吸法」をやってみましょう。
心と体のサポート授業①
4月28日の登校日に、各学級で心と体のサポート授業を実施しました。長い休校期間、外出自粛の生活、メディアからの様々な情報の中で、不安やストレスを抱える子どもたちも多いのではないでしょうか。子どもたちの抱える不安やストレスを少しでも解消し、感染症と向き合っていくために、各学年に応じた授業を行いました。
低学年、中学年では、新型コロナウイルスの症状や、どのようにして感染が広がるのか、感染拡大防止のために多くの人が協力して取り組んでいることを学びました。
また、「手あらい」「せきエチケット」など、感染拡大防止のために、自分たちにできることを確認しました。そして、このような感染防止のための対処法は、自分だけでなく、一緒に暮らす家族や高齢者の方々、身のまわりの全ての人々を守ることに繋がることを学習することができました。
児童の振り返りの中には、「手あらい、うがい、せきエチケットを守っていきたいです。」「自分や家族やみんながうつらないように気をつけたいです。」などの感想がありました。
高学年では、今回の新型コロナウイルスが「3つの“感染症”の顔」を持っていることを学びました。
新型コロナウイルスが与えている影響は、「病気」としての側面だけでなく、「不安」などの心への影響も心配されます。また、その「不安」はウイルス感染に関わる人々への「差別」や「偏見」に繋がっているという現状があります。
新型コロナウイルスの持つ「病気」「不安」「差別」の3つの顔が負のスパイラルとして、強大化しないために一人一人が感染防止に努めることはもちろん、自分を支える力を高め、正しい情報を見きわめることが大切です。そして、自分たちも含めて、様々な立場で感染拡大防止に努めている人々の思いを想像し、互いに認め合い、励まし合うことが大切だということを学習しました。
授業後の子どもたちは、「一人一人が今できることをするのが大切だと思った。」「コロナウイルスに負けないように励まし合っていきたい。」などの感想をもっていました。
各学年、授業の中で不安やストレスを和らげるための呼吸法などのリラックス法にも取り組みました。動画の方もアップしていますので、ぜひご家庭でも取り組んでみてください。
また、授業の中で、使った日本赤十字社の資料についても、紹介させていただきます。
<授業で使用した動画>
<日本赤十字社ホームページからの資料>
・新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
・動画「ウイルスの次にやってくるもの」「新型コロナウイルスによる3つの感染症」
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