学校生活

【学校生活】4年 見学旅行

 今日(10月6日)は4年生が、上益城郡山都町にある「通潤橋」と「清和文楽館」に見学旅行に行きました。

 通潤橋は約170年前に作られた農業用水の水路橋で、今もなお白糸台地の棚田を潤し続けており、先日(9月25日)、熊本県では2件目となる「国宝」に指定されました。通潤橋のような土木構造物が国宝に指定されるのは全国でも初めてだそうです。

 子供たちは特別に依頼した案内ボランティアの方の丁寧な説明により、先人の知恵や努力について学習を深めることができました。

 お弁当を食べた後は、同じく山都町にある「清和文楽館」に行きました。

 「清和文楽」は江戸時代末期(1850年頃)、山都町(旧清和村)を訪れた淡路の人形芝居の一座から、浄瑠璃好きな村人が技術を習ったのが始まりだそうです。昭和35年(1960年)に熊本県無形文化財に指定され、清和文楽館は九州で唯一の人形浄瑠璃が楽しめる施設です。

 子供たちは施設の方に文楽や人形についてくわしい説明を受け、実際に人形芝居「むじな」を鑑賞しました。

 天気にも恵まれ、楽しく有意義な見学旅行になりました。