学校生活

2022年11月の記事一覧

クラシックカー40台勢揃い

 11月25日(金)、クラシックカーで全国をラリー形式で回られている“クラシックジャパンラリー2022”が行われ行われ、平小城小学校もチェックポイントとして40台の貴重な名車が勢揃いしました。最低でも50年以上、古いものは100年近く前の車とあって雑誌や映像でしか見たことのない車ばかりで、姿も音も迫力満点でした。

 本校の卒業生がラリー参加者のなかにおられた縁で、今回のお話をいただいたものですが、閉校を前に華やかで圧巻の光景が平小城小グラウンドに広がりました。児童にとってもいつまでも忘れられない思い出の1ページになることと思います。

ユニバーサル演劇鑑賞会

 11月24日、午後から三岳小学校で合同の演劇鑑賞会を行いました。文化庁のご協力による初めてのユニバーサル演劇による「ヘレン・ケラー」を楽しみました。

 役者の方々の迫力ある動き、声や息づかいとともに、手話の役者さんが動きながら伝えたり、ナレーターの方が舞台での人の動きを随時伝えたり、さらには背景に字幕が表示されたりと、耳の聞こえない人や目の見えない人にも伝わる配慮がされ、障がいのある人もない人も一緒に楽しめる演劇でした。三岳小の児童とも、また大きな思い出ができた時間でした。

ひらおぎ1周 こころをつなぐリレー

 11月19日(土)、平小城小の閉校記念事業として、閉校実行委員会による「ひらおぎ1周 こころをつなぐリレー」が行われました。学校をスタート・ゴールに、各区からそれぞれ10~15名の老若男女に参加していただき、本校児童を含め総勢150名以上がたすきをつなぎました。午前8時30分にスタート後、途中雨模様となりましたが午後1時30分過ぎに見事ゴールしました。

 平小城をますます誇りに思うと共に、平小城の方々の地域・学校への思いと協力に感謝の気持ちに溢れる1日でした。

 

富田宇宙さん講演会

 11月16日、東京パラリンピック水泳競技で3つのメダルを獲得された富田宇宙さんの講演会を行いました。児童全員とのグータッチで始まり、最後はメダルに触らせていただいたり、一人一人に作っていただいたお土産もいただき、大変楽しい講演会となりました。

 幼少期の活発でやんちゃな時代のお話、目が見えなくなってから前を向くまでの心の葛藤とそれを変えたもの、障がい者、パラリンピックとの出会いで変わったことなど、どのお話もとても深く興味深いものばかりでした。

 16歳まで普通に目の見える生活と、現在の見えない生活のそれぞれを知っているからこそ言えることをたくさん聞かせていただき、そこから小規模校と大規模校の両方を体験できる平小城小の子どもたちは得だと思います、との激励のことばをいただきました。

 常に前向きで水泳だけでなくダンスなど多方面で活躍されている姿、将来は名前どおり宇宙に行ってみたいという希望も語られ、児童だけでなく参加された保護者や地域の方々も元気と勇気をもらった時間でした。

 

音楽会

 3年ぶりに山鹿中学校区音楽会が開催されました。小学校5校と山鹿中学校の6校の児童生徒が、工夫をこらし学校の特色を表わした発表会になりました。

 平小城小は「こころひとつに」と「校歌」を合唱しました。「こころひとつに」は全校児童23名がひとつになって大好きな仲間を信じて頑張っている気持ちを自分たちで作詞しました。校歌は150年の歴史を閉じる母校への感謝の気持ちを込めて2部合唱やリコーダーの演奏を交えて歌い上げました。日頃は3番までの校歌ですが、本来の5番までの歌詞で伝え、平小城小学校への愛情をしっかりと伝えることができたと思います。