日誌

バス 震災遺構

今日は、村の教職員の震災遺構見学研修会がありました。
見学したのは、阿蘇大橋、東海大学、高野台の3か所です。
もちろん、どこもまだ災害の痕が生々しく残ってはいるのですが、いたるところで工事が行われていて、復興に向けて進んでいるのだと感じました。
また、あれから2年以上ずっと工事などに携わっておられる方々に感謝でした。

ジオガイドさんが地震について科学的にも詳しくお話をしてくださったのですが、心に残ったのは人と人とのつながりのことです。
車や土砂に閉じ込められた方が、大学生に何時間もずっと励まされて助かったこととか、避難しているところに地域の方が代わる代わる差し入れをしてくださったこととか…。
「最大の防災は地域の中でのつながりをもつことではないか」と教えてくださいました。

2000年に一度起こる大きな地震だそうです。
この災害を経験した者として、子どもたちにどんなことを伝えていけるのか、教職員として、大人として、ずっと考え実践していく責任を強く感じた研修会でした。