日誌

笑う 隻腕の剣士!

金曜日の学校集会での校長講話。
今回は校長の教え子でもある「隻腕の剣士」の話でした。
この方は、2歳になる前に機械に右腕を挟まれ切断してしまいます。
それでも、小学校に入ると、お姉さんがやっていてかっこいいという理由で剣道部に入ります。
両親は、やりたいと思うことは何でもやらせたかったそうです。
しかし、ただでさえ激しい剣道で、左手だけで竹刀を持って相手と戦うというのは想像もできないほど大変だっただろうと思います。
校長は言います。
「彼は、小学生時代、きついとか、もうダメだとか一切言わなかった」と。
そして、高校ではインターハイ、大学でも全日本学生選手権に出場するような強い選手になっていきます。
ハンディがあるからこそ人の何倍も努力し、勝つための工夫を重ねたのです。
今は、県外で中学校の先生をしておられるそうです。
担任として、剣道部の顧問として、きっと素敵な先生だろうと思います。
「片腕でなければ自分はここまでの選手にはなれなかった」
と、インタビューで答えておられます。
誰もができることではないかもしれませんが、誰にもできる可能性はあります。
白水の子どもたちはみんな、大きな可能性を持っています(^^)/